夏の訪れを香りで楽しむ
今年の夏、オーダーメイドフレグランス専門店「MY ONLY FRAGRANCE」でのお客様がつける香りの名前に、夏らしい言葉が急増しています。特に「風鈴」や「サイダー」、さらには「Summer」といった言葉が目立ち、梅雨の時期に比べ約2倍に達しました。この傾向は、季節の移り変わりを感じさせるもので、多くの人が香りを通じて夏の楽しみを表現しています。
夏らしい言葉の増加
2025年7月1日から14日の間に、全国11店舗で調合されたフレグランスの中で、夏を感じる名称が全体の約4%を占めています。これに対し、6月の前半はわずか2%でした。この現象の背景には、西日本で記録された早すぎる梅雨明けが影響していると考えられています。梅雨の湿った空気から一転、明るい夏の香りを求める気持ちが高まったことでしょう。
香りと名前の結びつき
MY ONLY FRAGRANCEでは、オーダーメイドフレグランスに自由に名前をつけることができるため、お客様自身が自分の思いを香りに込めることが可能です。近年、特にZ世代の間で“名づけ”を楽しむ傾向が広がっています。その影響もあり、自身の香りを「名付ける」ことが体験として重視されています。
夏を象徴する言葉たち
夏に人気の香りの名前には次のようなものがあります。
- - 季節そのもの: Summerや夏など
- - 夏の象徴: 風鈴、サイダー、七夕など
- - 英語の表現: sunflower、Breeze、Sunなど
これらの言葉は、香りを通じて夏の思い出や映像を表現しようとする感覚の広がりを示しています。夏は何を感じさせるか、またそれを香りによってどう表現するかは、個々の感性に大きく依存しているのです。
梅雨との違い
興味深いのは、梅雨の6月には「レイニー」や「雨音」といった言葉が多使われていたことです。しかし、7月にはそれに代わり、明るさや開放感を感じさせる言葉が増えました。これにより、季節の移り変わり、さらには心理的な変化も示されています。人々は名づけを通じて、この変化を楽しんでいるのです。
フレグランスアドバイザーの見解
名古屋栄店のフレグランスアドバイザーは、「夏になると香りに“季節感”を込めるお客様が多くなります。サマーや風鈴など、夏を感じる言葉を選ぶ方が自然に増えています」と述べています。お客様自身が楽しみながら名づけを行うことの重要性を感じているようです。
体験を通じて自分の香りを見つける
私たちは、香りが感情や記憶を形にする媒体であると考えています。この夏、自分だけの「夏のことば」を見つけ、自分に合った香りを名付ける体験をしてみてはいかがでしょうか?MY ONLY FRAGRANCEでは、全国の11店舗でユニークな香りとの出会いを提供しています。
「MY ONLY FRAGRANCE」について
「MY ONLY FRAGRANCE」は、京都初のオーダーメイドフレグランス専門店です。個性を引き出す香りを通じて「世界を変えたい」というビジョンのもと、全国に展開しています。お客様は数十のフレグランスから選び、経験豊富なアドバイザーと共に香りを調合することができます。完成したフレグランスは、まさに唯一無二の「私だけの香り」です。
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