韓国発ブランド WARMGREY TAILの魅力とその世界観
韓国のイラストレーションブランド「WARMGREY TAIL」が8月13日から19日まで、東京・伊勢丹新宿店にポップアップストアをオープンします。今回は、ブランドを手がけるイラストレーターのキム・ハンゴルさんとアートディレクターのイ・ヒョナさんに、彼らの創作の背景や哲学をお聞きしました。
1. ブランド名の由来と猫のしっぽ
「WARMGREY TAIL」というブランド名は、2匹の猫のしっぽからインスパイアを受けて名付けられたそう。彼らの暮らしと愛情が込められた名前には、深い愛着が感じられます。
2. 無線画の哲学と質感
彼らの哲学である「線のない絵」は、素材を大切にしたシンプルな表現に基づいています。さまざまな素材に展開するため、余計な線を排除し、その質感を生かすことを重視した結果生まれたスタイルです。
3. 夫婦の役割とシナジー
キムさんがイラストを描き、イ・ヒョナさんがブランディングや広報を担当するなど、役割分担はあるものの、一緒に創作することで生まれるシナジーを大切にしています。そのため、仕事の話はいつも生活の一部となっています。
4. 日本市場への認知
日本市場での認知度は彼らの想像以上であり、2024年から急激な注文が増えたそうです。特に、日本のファンからの支持を知り、喜びを感じると話しています。
5. ポップアップストアの楽しみ方
WARMGREY TAILのポップアップストアは、ただの商品展示ではなく、小さな展示会として楽しんでほしいとのこと。特に、同ブランドの初期商品であるポスターや額縁とともに、アトリエの雰囲気を感じることができます。
6. 動物や自然テーマのメッセージ
彼らは大自然をテーマにしているものの、都市生活者としての視点から、作品を通じて自然への畏敬の念を表現しています。特に、自然と都市生活の共存をテーマにした作品が多いのも特徴です。
7. 人気キャラクター「バニーバニー」の誕生
「バニーバニー」は、ウサギの動きや姿を参考に様々なスケッチを重ねて作られました。今回、伊勢丹では初めてのハンドクロスも販売されます。日本のトレンドに合わせた商品展開が期待されます。
8. サステナビリティへの取り組み
素材選びには環境への配慮があり、リサイクル可能で持続可能な商品作りを目指しています。ヌクモリと遊び心を兼ね備えたアイテムの制作においても、長期間使用できるよう工夫をしています。
9. 今後の日本市場への期待
日本のお客様からの要望やアイデアを取り入れて、新たな商品を開発したいという意向が示されています。Instagramでのコミュニケーションを通じて、ファンと直接つながることを重要視しているようです。
10. まとめ
ポップアップストアは、ブランドの魅力を直に体感できる貴重な機会です。WARMGREY TAILの優しさや温かみを感じ取れる絶好のチャンスとなるでしょう。ぜひ訪れて、その世界観に触れてみてください。
WARMGREY TAIL Pop-up Store
- - 会場:伊勢丹新宿店 本館2階 イーストパーク/プロモーション
- - 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
- - 会期:2025年8月13日(水)~8月19日(火)