イメージを無くす重要性
2025-04-07 12:43:04

ちゃんみなが語る音楽業界の多様性と「イメージを無くすこと」の重要性

ちゃんみなが語る音楽業界の多様性と「イメージを無くすこと」の重要性



2025年3月27日、東京のGoogle渋谷オフィスにおいて、音楽業界における女性の支援を目的としたイベント【YouTube Japan Women in Music with ちゃんみな supported by Billboard Japan】が開催されました。この取り組みは、音楽業界の多様性を進めることを目指しており、カンファレンスやディスカッションを通じてジェンダーギャップについて議論してきました。

イベントは、YouTubeアーティストリレーションズの佐々木舞氏をモデレーターとしてスタートし、各社の取り組みが紹介されました。Billboard JAPANの編集長、高嶋直子氏がアメリカを含む国々での取り組みを語り、TuneCore Japanの新妻里華氏は自社のアーティストの収益分析を発表し、女性アーティストの活動増加を報告しました。また、The Orchard Japanの増田雅子氏は、「MUSIC WAY PROJECT」の取り組みを紹介し、男女の参加比率を均等にする呼びかけをしました。

続けて、特別ゲストのちゃんみなとそのマネージャーが登壇し、ガールズ・オーディション「No No Girls」の話題や、多様性の意味について語りました。ちゃんみなは、デビュー以来変わらぬ思考として「才ある人が報われる時代を作りたい」と述べ、オーディションの意義について触れました。特に「いかに社会のイメージを一度消すか」という点に言及し、女性や男性、若者に対する固定観念を捨て、全ての人が持つ価値を再評価する必要性を訴えました。

「No No Girls」は身長や体重、年齢、国籍に関わらず参加可能なオーディションとして注目を集めました。多様性とは何かという質問に対し、ちゃんみなは「多様性は見た目やジェンダーを受け入れることだけではない」とし、自身の経験から「相手のイメージで会話され、選択肢が奪われることがある」と警鐘を鳴らしました。彼女は観客に対し、相手を一度イメージから自由にし、その人自身を理解する姿勢の重要性を示唆しました。

さらに、イベントでの日本における多様性についての議論も行われました。ちゃんみなは、日本のアイデンティティを大切にしつつ、グローバルな視点を持つことの必要性を強調。参加者一人一人が、自らのアイデンティティを保ちながら表現し、評価される未来を描く重要性について話しました。

会場の質問コーナーでは、今後の日本の音楽業界の期待に対してちゃんみなは「オリジナリティ」を挙げ、「日本のユニークさを表現するアートに期待している」とコメント。また、社会における「おかんバイブス」の必要性についての問いかけには、「妊娠中に支えられたのはおかんバイブスだった。このエネルギーを持って皆さんも心に宿してほしい」と望みを込めました。

最後に、参加者全員からの熱い拍手が送られ、イベントは盛況に幕を下ろしました。多様性が進む音楽業界で、ちゃんみなが提唱した「イメージをなくす」意義が広がることを期待したいです。


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