農業と障害者雇用の未来
2025-12-19 10:38:25

エスプールと食べチョクが手を組み、農業と障害者雇用の新たな可能性を拓く

エスプールと食べチョクの新しい取り組み



株式会社エスプールが、産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンと連携し、障害者雇用支援サービス「わーくはぴねす農園」で収穫された野菜の販路拡大を目指した新たな概念実証(PoC)を開始しました。このプロジェクトの目的は、収穫された野菜を食べチョクを通じて販売し、新たな価値を付加することで、障害者が働く環境をより良くすることです。

背景と目的



エスプールが運営する「わーくはぴねす農園」では、主に知的障がいのある方に対して約5,000名の就労機会を提供し、高い定着率92%を誇ります。これまでに、農園で収穫された野菜は、社会貢献活動や従業員の健康経営施策として利用されてきましたが、さらなる活用の可能性を探るために販売の選択肢を追加することが重要だと考えられました。これにより、農園で働く方々が社会とのつながりを感じ、その中で安心して働くことができる環境を推進します。

連携の概要



本PoCでは、わーくはぴねす農園で育てられた野菜を活用し、食べチョクの専門知識を基にした各種支援を受けながら販売モデルの構築と検証を進めます。主な支援内容としては、「商品設計」「販売ページ制作」「写真およびコピーライティング支援」「販促設計」などが含まれ、野菜の魅力を最大限に引き出すための取り組みが行われます。実施場所は、エスプール農園の板橋および茂原です。

今後の展望



PoCの成果に基づき、確立された販売モデルをサービスとして正式に提供し、約700社の「わーくはぴねす農園」利用企業への横展開を視野に入れています。また、この取り組みを通じて農園の生産性向上や付加価値化に取り組み、障害者のスキル向上や能力開発、収入向上に繋げることを目指します。

社会的意義として、「農業×障害者雇用」というテーマを広め、障害者が働くことの価値とウェルビーイングを向上する具体的な事例を発信することで、障害者雇用の普及を促進し、農業の新たな可能性を探ります。

企業情報



ビビッドガーデン
所在地:東京都港区浜松町1-7-3第一ビル4F
代表者:株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元 里奈
事業内容:各地の生産者から食材や花を直接購入できる「食べチョク」の企画・運営、その他の一次産業支援事業など。
公式サイト

エスプール
所在地:東京都千代田区外神田1-18-13
代表者:株式会社エスプール 代表取締役会長 浦上 壮平
事業内容:障害者雇用支援、環境経営支援、地方創生支援を中心としたソーシャルビジネス。
公式サイト

この画期的な取り組みがいかに社会に貢献するか、今後の展開に注目が集まります。


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