文化財パイプオルガン修復
2025-09-26 12:46:36

羽曳野市の文化財パイプオルガン修復プロジェクトの開始

羽曳野市の文化財パイプオルガン修復プロジェクト



羽曳野市は、国の文化資産ともいえる「LICはびきのサムテックホールM」に設置されたパイプオルガンの修復を目的としたふるさと納税型のクラウドファンディングを2025年9月1日から開始することを発表しました。このオルガンは、2000年の開館以来、地域の音楽シーンに欠かせない存在として愛されてきました。

プロジェクトの背景



設置されたパイプオルガンは、スイス・フェルスベルグ社が製造したもので、3,033本のパイプを誇る本格的な楽器です。その外観には、羽曳野市の象徴として知られるブドウや白鳥の美しい彫刻が施されています。しかし、年数が経過するにつれて、音の要である「ふいご」は劣化し、空気漏れが生じることで音色が安定しなくなってきました。このままでは、音楽教育やコンサートの質に悪影響を及ぼすため、市は専門技術者を招き、ふいごの修理を決定しました。

支援金の用途



目標金額は200万円で、募集期間は90日間です。集まった資金はふいごの張り替え修復に加え、今後のオーバーホール作業など、長期的な維持・保存費用にも充てられます。これは地域の文化遺産を未来へ引き継ぐために不可欠なステップです。

文化と音楽の架け橋



このパイプオルガンは、単なる楽器に留まらず、音楽を通じて地域の人々がつながる重要な文化遺産です。LICはびきのサムテックホールMでは、オルガニストによる素晴らしいコンサートや子ども向けの音楽ワークショップなど、さまざまなプログラムが行われており、地域の文化活動を支えてきました。

子どもたちの音楽教育や地域イベントに欠かせないこのオルガンは、修復後にその豊かな音色を取り戻し、多くの人々に感動と思い出を提供することが期待されています。音楽が生み出すコミュニティの力を再確認するためにも、ぜひこのプロジェクトを支援してみませんか?

お問い合わせ先



羽曳野市役所生涯学習スポーツ課では、このプロジェクトに関する詳細な情報を取り扱っています。ご質問があれば、電話072-958-1111(内線: 4320)までご連絡ください。また、ふるさと納税に関するお問い合わせは都市魅力戦略課まで、同じく072-958-1111(内線: 33133315)で承っています。

この音色を守り続けるために、私たちの支えが必要です。地域の文化遺産を未来へ受け継いでいくために、あなたの参加が求められています。


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