海老で育む地域活性
2025-12-26 09:32:46

日本海老協会が実現する食育と地域活性化の新たな挑戦とは

日本海老協会が実現する食育と地域活性化の新たな挑戦



一般社団法人日本海老協会は、食育や地域活性化、次世代育成など、さまざまな分野での取り組みを進めています。事務局は東京都中央区にあり、代表理事である藤井務氏が指導しています。

2025年は、自治体や企業、教育機関が中心となり、自発的な活動が全国的に広がった年でした。この年、協会の食育活動は単なるイベントに留まらず、地域と連携した共創型のモデルとして発展しました。これにより、地域活性化イベントがより具体的な成果を生み出すことが可能になりました。

えび丸ごと夢の料理コンテスト



今年で5回目を迎える「えび丸ごと夢の料理コンテスト」は、全国の教育機関の子どもたちに向けた食育コンテストです。参加者は「自分が食べたい夢のエビ料理」を自由に描くことが求められます。この過程では、有頭エビが無償提供され、子どもたちは実際にエビに触れることで、生き物としてのエビに対する理解を深めます。

審査員には、有名シェフや各界の著名人が名を連ね、全国から集まった2,202の作品の中から、14名の受賞者が選ばれました。シェフたちは、子どもたちの夢を実際の料理として具現化し、食育を「栄えある経験」に昇華させています。

特に、高橋英樹氏は、島田莉緒さん(12歳)の「エビクリームコロッケ」を選出し、「食べる人を驚かせる力がある」と評価しました。また、落合務シェフが鈴木美耶さん(8歳)の「えびたっぷりグラタン」を選んだ際、彼の修行時代を思い起こす作品として感動を語っています。各作品は、海老への関心と創造性にあふれ、栄えある表彰につながりました。

こども海老大使の活動



受賞者たちは「こども海老大使」として、海老の魅力を広める役割を担っています。2025年には、少年写真新聞社の発刊した「ハヤタケ先生のこども魚食大百科」に、協会と大使の活動が掲載され、全国の教育現場に向けた情報発信が行われました。さらに、志田銀司さんの地域での活躍により、地元の飲食店を巡るなど、地元発信の取り組みが進められています。

地域との連携とイベント開催



愛知県西尾市では、「特別表彰任命式」を開催し、同市から選出された子どもたちが正式に「こども海老大使」に任命されました。この式は、教育機関や行政が一体となった食育活動の象徴的な場となりました。また、静岡県磐田市では、陸上養殖エビを軸にした「エビフェアinいわた」が盛況に開催され、地域活性化に寄与しました。

磐田市内では、学校と地域が連携し、地元のエビを使った料理を楽しむイベントも行われ、多くの人々に海老の魅力を伝える機会となりました。

2026年に向けた展望



2026年にはさらなる展開を計画しています。「えび丸ごと夢の料理コンテスト」の参加自治体や企業を増やし、海老の魅力をより多くの人々に届けることを目指しています。また、次世代育成を目指し、こども海老大使の活動を通じて、子どもたちが主体的に海老の文化を発信できる環境を整備します。持続可能な海老消費の促進や地域特産品とのコラボレーションも積極的に進めていく予定です。

日本海老協会は、今後も地域や企業、教育機関との連携を強化し、海老を通じた食文化と笑顔を広げるための活動を続けていきます。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。


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