梅雨の不調を改善!理学療法士考案の絆創膏メソッド
梅雨の季節が近づくと、体調が優れないと感じる方が増えます。特に、頭痛や倦怠感などの不調を訴える声が多く聞かれるようです。理学療法士の山内義弘さんが運営するYouTubeチャンネル『腰痛・肩こり駆け込み寺』では、全国の男女1,000名を対象に「梅雨どきの体の不調」に関する調査を実施しました。この結果に基づいて、簡単にできるセルフケア法として、「絆創膏2枚だけを使った改善メソッド」をご紹介します。
1. 調査の概要
調査は2025年5月7日に行われ、20歳以上70歳未満の男女を対象にインターネットを通じて実施されました。その結果、約6割の女性が梅雨時に「体の不調」を実感していることがわかりました。特に「頭痛」や「倦怠感」といった症状が多く見られ、男女による違いも確認されています。
- - 女性の体調不良: 約57.8%が梅雨時に不調を感じ、最も多い症状は頭痛(58.8%)
- - 男性の体調不良: 約43.6%が不調を感じ、同じく頭痛が最多(42.2%)
2. 梅雨の不調の背景
梅雨時の不調は、自律神経の乱れが主な原因とされています。この背景には、最近のデスクワークやスマホ使用の影響から生じる「亀首」が関係しています。亀首とは、首の筋肉が固まり、脂肪が付きやすくなる現象のことで、多くの場合、姿勢の悪さが誘因となります。
亀首の原因
悪い姿勢でのスマホやパソコン作業が続くと、首の骨に負担がかかり、その周辺の筋肉が硬直し、脂肪が蓄積されていきます。この結果、頭や体に多くの不調が現れるのです。
3. 絆創膏を利用したケア
山内さんが考案した「絆創膏を使ったストレッチ」の方法をご紹介します。簡単な手順で、首の筋肉を緩めることが可能です。
絆創膏の貼り方
1. 首を軽くお辞儀して、頸椎7番の突起を探します。
2. そこから左右斜め上にV字に絆創膏を貼ります。
3. 両側に貼ることで筋肉を伸ばし、リラックス効果が得られます。
ストレッチ法
1. 座った姿勢で目線を右に向け、右手で頭を左に倒します(5秒間)。
2. 反対側も同様に行い、左右交互に3回ずつ繰り返します。
この方法を行った後は、少しずつ体がほぐれることを感じられるでしょう。絆創膏を使用することで、筋肉に適度な刺激を与え、効果が持続します。
4. まとめ
梅雨の季節は多くの人が感じる体調不良の原因となりますが、理学療法士の山内義弘さん提供の絆創膏を使った方法で、少しでも体調を整える手助けができるかもしれません。梅雨時期の不調に悩む方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。今後も健康管理を意識し、心地よい毎日を過ごしましょう。