高校生のスイーツ
2025-08-27 15:38:08

万博会場で高校生とコラボ!オリジナルスイーツ販売開始

万博会場で高校生とコラボ!オリジナルスイーツ販売開始



日本旅行とまねき食品が共同で開発した高校生が生み出したオリジナルスイーツが、大阪関西万博の会場内で販売スタートしました。開幕から盛況を誇るレストラン「MANEKI FUTURESTUDIO JAPAN」において、8月28日からは第一弾、9月24日からは第二弾と、次々と新たなスイーツが登場します。

スイーツに込められた「復興」への願い


石川県と兵庫県の高校生が企画したこのスイーツは、阪神淡路大震災の復興から30年を迎えた神戸と、能登半島地震からの復興が続く能登が共同で取り組んでいます。企画の過程では、生徒たちがオンラインで交流を重ねながら、地域の特産品を取り入れたオリジナルレシピを考案しました。輪島高等学校が提案したのは、能登の塩を使用した大福餅。神戸野田高等学校からは淡路の牛乳を使ったカップケーキが提案され、和洋のコラボレーションが楽しめる一品となっています。

スイーツ作りの裏側


まねき食品が運営する万博会場内のレストランでは、地元産の食材を大切にしつつ製品開発に取り組んでいます。これらのオリジナルスイーツも、伝統的な輪島塗の漆器を使用して提供。美しい見た目にもこだわりを持ち、田谷漆器店の監修の基、特別にデザインされた漆器がスイーツを引き立てます。また、製作は神戸を代表する洋菓子店「ボックサン」が担当し、安心感とクオリティを確保しています。

きっかけとなった「能登笑顔プロジェクト」


この取り組みは、日本旅行が2024年に立ち上げた「能登笑顔プロジェクト」から生まれました。プロジェクトは、能登半島地震の影響を受けた地域の復興を支援するため、関西と能登の教育的な交流を促進することを目的としています。この取り組みの一環で、まねき食品と相談を重ね、新たな商品企画が実現しました。能登の高校生たちには、クラウドファンディングによる部活動費の支援や、スポーツ交流、地域への清掃活動など様々な支援も行っています。

地域を越えた不屈の精神


このスイーツは単なる食べ物ではなく、背景にあるストーリーが大切にされています。震災の記憶を風化させず、それぞれの地域が協力し合いながら、未来の社会を築くための象徴となるでしょう。実際に万博会場で味わうことで、そのストーリーを手に入れた感覚を体験することができます。高校生たちの想いが込められた、美味しさの中に「復興」の願いを感じる一品を、ぜひ皆さんも味わってみてください。地域の特産物を活かしたスイーツは、食べるだけでなく、幸せを運んでくれることでしょう。

日本旅行とまねき食品について


日本旅行は1905年創業という118年の歴史を誇る会社で、地域の観光振興に力を入れています。一方、まねき食品は、兵庫県の名物である「えきそば」を展開するなど、多様な飲食事業を展開し続けています。このような強力なパートナーシップが、復興への大きな一歩となっています。これからも地域の未来のために、新たな試みや交流を深めていくことでしょう。


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