医療的ケア児応援
2025-10-31 11:36:23

医療的ケア児を支える『to:alla』、キッズデザイン賞受賞の喜びと心意気

医療的ケア児を支えるブランド、『to:alla』の使命



日本国内で約2万人の医療的ケア児が存在すると言われる中、その存在が広く知られていない現実があります。そんな医療的ケア児とその家族を支えるために立ち上がったのが、丸眞株式会社が展開する『to:alla(トアラ)』です。このブランドは、生活を支える製品を通じて医療的ケア児の当たり前を作り出すことを目指しています。

『to:alla』のムーブメント



2021年に始まったこのプロジェクトは、医療福祉の専門家と協力し、医療的ケア児のニーズについての徹底的なリサーチからスタートしました。河東梨香氏がアートディレクターを務め、医療的ケア児の日常に潜む課題を掘り下げていきます。例えば、「特別なものがほしいのではなく、みんなと一緒に使えるものが必要」との声を大切にし、日々の使いやすさを追求。

このような思いから生まれた商品が、医療的ケア児向けのスタイ「ぺたっとつけるスタイ」です。この製品は、成長に応じてサイズ調整が可能で、使い勝手の良さから家族の日常に明るさを引き入れることを目的としています。また、デザインも視覚的に楽しめるものであるよう、両面リバーシブルの機能を持ち合わせています。

キッズデザイン賞受賞



ブランドの取り組みは多くの賛同を集め、最近では「キッズデザイン賞」を受賞しました。この賞は、子どもやその育成を考慮した製品やサービスを顕彰するものであり、to:allaは「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で評価されました。この受賞は、医療的ケア児を持つ家庭にとって、より良い製品を提供するための大きな励みとなっています。

一つ一つの製品に込められた想いは、子どもたちの笑顔を引き出すだけでなく、多くの人に医療的ケア児の理解を促すきっかけにもなるでしょう。

関西キッズ機器展での販売



2025年11月29日、30日に開催される「第6回関西キッズ機器展」では、『to:alla』のスタイを数量限定で販売します。多くの人に実際に手に取ってそのクオリティを体験してもらうことで、医療的ケア児とその家族への理解を深めてもらえればと願っています。

さらに、to:allaの売上の一部は、NPO法人アンリーシュに寄付されており、医療的ケアが必要な子どもの生活情報の向上や、その家族が輝ける場を創出するために役立てられます。

未来への展望



このように、『to:alla』はただの製品を超え、「医療的ケア児」という存在の認知を広めていくための活動にも力を入れています。医療的ケア児は特別な存在ではなく、家族、友人、社会の一員です。to:allaの取り組みが、未来に向けた一つの希望の光となることを願っています。

『to:alla』の今後の展開や製品についての詳細は、公式ECサイトを通じて確認できますので、ぜひご覧ください。


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