カンロの未来ビジョン
2025-02-10 10:43:13

カンロが描く2030年のビジョンとその先の目標を発表

カンロが描く2030年のビジョンとその先の目標を発表



カンロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長村田哲也)は、2024年決算および新中期経営計画発表会を2月7日に開催し、新たなビジョン『Kanro Vision 2.0』を公開しました。これにより、同社は2030年に向けた具体的な成長戦略を示しており、特にグミ事業の拡大と米国市場への進出に力を入れる方針を打ち出しました。

過去最高の売上高を達成したカンロ



カンロと言えば、飴やグミで多くのファンに愛されています。その中でもピュレグミは、日本のグミ市場でNo.1の売上を誇るブランドです。2024年には、同社は過去最高の売上高と利益を記録する見込みであり、グミ市場やのど飴市場においても着実な成長を見せています。これを背景に、同社は「Kanro Vision 2.0」を策定しました。

このビジョンでは、”Sweetな瞬間を創り続けることで人々と社会に笑顔を。”を基本理念に据え、4つのバリューを持っています。これにより、顧客のニーズに応える商品開発や、社会課題解決に寄与する取り組みを進めていく方針です。

2030年に向けた具体的な成長戦略



カンロは、国内グミ事業を中心に成長を図ることを目指しています。具体的には、朝日工場の増築や新しいグミラインの設置を予定しており、生産能力を約50%増強させる計画です。これにより、これからの成長を支える基盤を強化することが期待されています。

また、今後は商品開発の強化とともに、機能性を持った商品を提供することで、既存市場における競争力を高めていく予定です。「ごほうび」、「リラクゼーション」、「スイッチ」、「ヘルスケア」といった4つの価値領域を基にした商品展開によって、消費者との接点を強化したいとのことです。

米国市場への本格参入



さらに、カンロは海外展開にも積極的です。特に、米国市場への進出が新たな成長ドライバーとして位置付けられており、現地法人の設立やピュレグミの輸出を開始する計画が進んでいます。この取り組みにより、日本で培ったブランド力を世界に広げることが期待されています。

サステナビリティへの貢献



カンロは、持続可能な未来に貢献する企業として、サステナビリティを重視しています。環境問題への関心が高まる中、同社は「糖の価値創造・社会貢献」や「事業を通じた環境負荷削減」などのマテリアリティに基づいた活動を進めています。これにより、より良い社会への貢献を目指しています。

『カンロひとつぶ研究所』が始動



新たに始まるプロジェクト『カンロひとつぶ研究所』も注目されます。これは、キャンディの価値を改めて考える機会を提供し、より多くの顧客との接点を増やすことを目的としています。パーパスビジュアルの刷新やコミュニティサイトの開設、およびポッドキャストの配信など、多様な施策を通じて、さらなるエンゲージメントの向上を図っていくとのことです。

まとめ



カンロの新たなビジョン『Kanro Vision 2.0』は、成長を続け、人々や社会に笑顔を届けることを目指しています。2030年に向けた具体的な計画が進む中、どのようにカンロが成長を遂げていくのか、今後の展開に期待が寄せられます。これからもカンロの動向から目が離せません!


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