安納芋を守る挑戦
2025-01-24 09:37:28

70歳の農家が挑む!種子島の安納芋を守る土壌改良プロジェクト

美味しい安納芋を守るための挑戦



甘くて風味豊かな安納芋。その産地として知られる鹿児島県・種子島で、村野繁長さんは45年にわたり安納芋の栽培に取り組んできました。しかし、近年深刻化した基腐病(もとぐされびょう)によって、彼の大切な作物は脅威にさらされています。これを受けて、村野さんは新たな農法に挑むことを決意しました。

村野さんは、農薬や化学肥料に頼るのではなく、EM菌を利用することで自然の力を活かした土層改良に着手しました。この方法は、地中の菌のバランスを整え、病気を防ぎつつ、植物本来の力を引き出すことを目指しています。その結果、2023年度には病気に強い安納芋の栽培に成功し、さらにおいしい芋が収穫できて収量も大幅に増加しました。

しかし、村野さんの挑戦はここで終わりません。2024年度にはより広い畑での栽培を実現するため、耕作放棄地を活用した安納芋の生産拡大を計画しています。これにより、地域経済の活性化や、より多くの人々にこの素晴らしい農法を知ってもらいたいと考えています。

クラウドファンディングで支援を募る



村野さんは、土層改良による安納芋作りの確立をめざし、2025年1月24日からクラウドファンディングを立ち上げます。このプロジェクトでは、地域全体で作物を守るための取り組みを広めたいと考えており、全国の人々からの支援を求めています。彼の挑戦が成功することで、持続可能な農業の実現が可能となり、多くの農家や生産者にも良い影響を与えるはずです。

地元の未来を担う安納芋



村野さんの特色ある農法は、安納芋のみならず幅広い作物にも適用可能です。この努力を通じて、より持続可能な農業が広がり、さらには地域の環境保全にも寄与していくでしょう。村野さんは、全国各地からの新たな仲間や参入者を募りながら、安納芋の美味しさを引き続き育てていく意気込みです。

数々の苦難を乗り越えた村野繁長さんの挑戦。彼のプロジェクトが成功すれば、安納芋の美味しさだけでなく、食材の持続可能性や地域経済の発展にも貢献することでしょう。この熱い取り組みへの応援をぜひ、あなたも考えてみてください。美味しい安納芋を未来へつなぐための第一歩に、共に協力していきましょう。


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