第2回 京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」
本日7月1日、京都伝統産業ミュージアムが主催する第2回京都クラフト&デザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」の応募要項が発表されました。本コンペは、伝統工芸に新しい視点をもたらす作品を募集し、未来の工芸の可能性を探求することを目的としています。
テーマ「守・破・創」
今年のテーマは「守・破・創(しゅ・は・そう)」です。これは以下の3つのコンセプトから成り立っています:
- - 守:長い歴史を経て受け継がれてきた技術や価値を尊重し、次世代に伝えること。
- - 破:既存の枠組みに対して新しい視点を取り入れ、変革を促すこと。
- - 創:新たな価値を生み出し、これからの工芸を切り開くこと。
このテーマに基づき、現代のライフスタイルにマッチした工芸作品を期待しています。
審査員について
本コンペには、国内外で活躍する5名の審査員が参加します。この方々の専門的な視点から、多様なジャンルにわたる審査が行われます。
- - 池坊 専宗(華道家・写真家)
- - 石井 聖己(SEIKI DESIGN STUDIO)
- - 小山 ティナ(Pieces of Japan株式会社 Founder & CEO)
- - 鈴木 修司(ビームスジャパン クリエイティブディレクター)
- - 山下 順三(有限会社スペースマジックモン 代表取締役/デザイナー)
応募から展示までの流れ
このコンペティションは、2025年に応募受付が開始されます。具体的な日程は以下の通りです:
- - 応募期間:2025年8月18日(月) ~ 11月16日(日)
- - 一次審査結果通知:2025年12月中
- - 作品提出期間:2026年1月29日(木) ~ 31日(土)
- - 展示期間:2026年2月7日(土) ~ 3月22日(日)
- - 授賞式:2026年3月22日(日)
コンペティションの目的と特徴
このコンペは、京都で長年にわたり育まれてきた「伝統文化を支えるものづくり」の新たな可能性を示すことを重視しています。現代の生活に適応した工芸品を提案し、展示や販売を通じて作り手を支援することも目指しています。
特に、二つの部門が設けられており、1つは伝統工芸に携わる職人や作家を対象とした「職人・作家部門」、もう1つは全国の芸術系大学生や専門学校生を対象とした「学生部門」です。この二つの部門での応募を奨励しています。
参加方法
参加を希望される方は、以下の情報に留意して応募してください。
- - 応募料:職人・作家部門 5,000円、学生部門 2,500円(税別)
- - 賞金:
- グランプリ:100万円
- 学生部門賞:30万円
- オーディエンス賞:10万円
詳細情報の取得
もっと詳しい情報は、公式サイトを訪れてください。参加する情熱あふれる皆さまのご応募をお待ちしています!
公式ページはこちら
結び
このコンペティションを通じて、伝統のある京都の文化を前進させることが期待されています。伝統と革新が交わる場所で、新たな作品が生まれることを楽しみにしています。応募をどうぞお見逃しなく!