Aぇ! groupの佐野晶哉が語る!映画『トリツカレ男』への思いと魅力
2025年11月7日から全国で公開される映画『トリツカレ男』。その公開を記念して開催されたのが、FM大阪の公開収録イベントです。この特別なイベントに登壇したのは、主人公・ジュゼッペの声優を担当しているAぇ! groupの佐野晶哉さん。会場には800人の観客が集まり、彼の関西への帰郷を祝福する
「おかえり」の声が響き渡りました。
映画『トリツカレ男』とは?
映画『トリツカレ男』は、いしいしんじの原作小説を基にしたラブストーリー・ミュージカルアニメーション。ジュゼッペは、一度何かに恋すると無我夢中になり、風船売りの少女ペチカに心を奪われていく様子が描かれています。
キャラクターへの愛情
佐野さんは、MCの下埜正太さんにジュゼッペの魅力について尋ねられると、「最初は不思議ですが、知らず知らずのうちに彼の魅力に引き込まれます。こんなにキャラクターを愛しながら演じたのは初めてです」と答え、このキャラクターへの愛情を語りました。
さて、佐野さんが声優としてアニメーション映画に出演するのはこれが2度目。彼が最初の経験をしたのは2025年公開の映画『ヨウゼン』で、次は歌も含まれた作品に挑戦したいという期待を持っていました。そのところに、歌の場面がたっぷり含まれる『トリツカレ男』のオファーが届き、彼は驚きと喜びを感じたそうです。
声優作業について
声優活動では、アフレコよりも先に歌のレコーディングが行われたとのこと。初めて録音したときは、絵がまだ完成していなかったため、監督から「空を飛ぶように歌ってほしい」とリクエストされ、一難あったと振り返りました。完成した作品を見た時には、その美しい手描きのアニメーションに感動したと話しています。
ヒロイン・ペチカとのデュエット
映画では、ヒロインの声を担う上白石萌歌さんとのデュエットも注目です。しかし、収録は別々に行われたとのこと。佐野さんはその完成度の高さに感心し、不安が杞憂に終わったことを語っています。
イベントのハイライト
イベントでは、作品のテーマにちなんだ「ト」、「リ」、「ツ」、「カ」、「レ」の頭文字から始まる質問コーナーも設けられました。佐野さんは、下埜さんの進行に感謝しつつ、正直な感想を率直に表現し多くの笑いを誘いました。
最後に
佐野さんは、映画『トリツカレ男』を通じて、「何かに夢中になることの喜びや、誰かを愛する素晴らしさを再確認してほしい」とメッセージを送りました。この作品によって、劇場に足を運んだ人々が今までとは違った景色を見ることができることを願っているという、素晴らしい想いが伝わってきました。
このように、映画『トリツカレ男』はただのエンターテインメントではなく、観る人に感動と気づきを与える作品です。ジャンルに留まらないその魅力に、私たちもぜひ触れてみたいですね。