資生堂が女性研究者を支援
株式会社資生堂は、女性研究者を対象とした「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」の第19回受賞者を発表しました。今回の受賞者は全137名の応募者の中から選ばれた10名で、授賞式は2026年7月24日(金)に資生堂グローバルイノベーションセンターにて行われます。
女性研究者支援の重要性
このグラントは、科学技術の発展に寄与するため、次世代の指導者となる女性研究者をバックアップすることを目的としています。設立から16年の歴史を持ち、毎年最大10名に対して100万円の助成金を支給することで、研究活動とライフイベントを両立させるための支援を行っています。
受賞者ができること
受賞者は、この助成金を研究活動だけでなく、託児所費用や研究補助員の雇用など、家族との両立のための環境整備にも利用することが可能です。さらに、受賞者同士の交流も促進され、キャリア形成のサポートにもつながっています。
日本におけるSTEM(科学、技術、工学、数学)分野においては、依然として女性が参加する割合が低く、研究組織の意思決定層における女性の存在も不足しています。資生堂はこのギャップを埋めるため、積極的な支援を行っています。
過去の受賞者の実績
過去に受賞した女性研究者の中には、現在指導的な地位についた方々も多く、ユーザビリティやキャリア形成において顕著な成果を上げています。文部科学大臣表彰を受賞した研究者も20名以上に達し、本グラントは重要な役割を果たしています。これらの成果は、受賞者自身の努力はもちろん、資生堂の支援が後押しとなったことを示しています。
今後の展望
未来に向けて、女性研究者がさらなる活躍をすることには多様性が重要です。今年の授賞式では、多様なステークホルダーが集まり、女性研究者の活躍に必要なアプローチを議論します。資生堂は行政や学界との連携を深めていき、研究環境の改善に努め、ダイバーシティを推進していきます。
授賞式の詳細
今回の授賞式では、文部科学省や研究機関からの有識者が集まり、研究者支援につながる多角的な視点から質の高い議論が行われる予定です。授賞式には歴代受賞者による研究発表も予定されています。
第19回受賞者一覧
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岩井 愛 - 北海道大学 研究テーマ:環境調和型アノード酸化技術
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笠原 朋子 - 理化学研究所 研究テーマ:RNA制御による老化の逆転
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片山 奈理子 - 慶應義塾大学 研究テーマ:脳画像を用いた認知行動療法の科学的解明
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郭 媛元 - 東北大学 研究テーマ:脳-臓器間信号統合解析
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孫 ユリ - 北海道大学 研究テーマ:閉経周辺期のエストロゲン研究
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陳 君怡 - 東京科学大学 研究テーマ:ナノ材料触媒による水素エネルギー生成
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平田 恵理 - 北海道大学 研究テーマ:骨再生用膜の開発
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藤川 理沙子 - 福岡大学 研究テーマ:脳の自己回復力の探索
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皆川 智子 - 弘前大学 研究テーマ:乾癬に関する研究
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八木 直美 - 兵庫県立大学 研究テーマ:個別化胚移植ナビゲーション
この取り組みを通じて、資生堂は日本の科学技術の発展に貢献し、次世代の女性研究者たちがさらに多様な視点を持つことの重要性を広めています。