伝説のロック評論家レスター・バングスの初邦訳著作集がついに発売！

伝説的ロック評論家レスター・バングスの足跡を辿る

2025年7月4日、音楽ファン待望の一冊が公開されました。それは、伝説のロック評論家、レスター・バングスの初邦訳著作集『サイコティック・リアクションズ・アンド・キャブレター・ダング』です。東京・渋谷に本社を構える株式会社トンカチが手掛けるこの書籍は、バングスの作品を初めて日本語で完全に楽しむことができる貴重な機会を提供しています。

レスター・バングスの影響力

レスター・バングスは、音楽業界の重要な存在として知られています。彼は「ローリング・ストーン」や「Creem」といった著名な雑誌で活躍し、ニューヨークパンクシーンやラモーンズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドといったアーティストについて刺激的な評論を展開しました。その独自の視点や表現スタイルは、多くのアーティストや作家に影響を与えてきました。

本書は彼の没後5年を経て1987年に出たオリジナルアンソロジーをもとにしたもので、編者は音楽評論家のグリール・マーカス、翻訳者はカルチャーに精通した奥田祐士氏が担当しています。その熱意と研究が結実した結果、膨大な原稿が日本語に移されています。

読書の手引きが公開

刊行から1か月経った現在、読者からは「分厚さとクセの強さに圧倒されて読むのを躊躇している」という声が上がっています。これに応える形で、トンカチは特設ブログ「おせっかいと言わないで。あるいは、レスター・バングス読書の手引」を公開しました。このブログでは、編集部が選び抜いた「ここから読むといいかも」というおすすめのパートや、背中を押すための読み方ガイドなどが紹介されています。

読み方のコツ

この本は一見難解に見えますが、意外にも取っ付きやすい部分が多く存在します。このブログを利用することで、よりスムーズに本書を楽しむことができるはずです。独自の視点で選ばれた読む順番も参考にして、あなた自身のペースでこの著作集に挑戦してみましょう。

さらに、記事の中にはレスター・バングスの言葉や思想に触れることで、彼の真の魅力を理解する手助けがされている点も見逃せません。詳しい内容については、トンカチの特設サイトやブログを参照してください。