福岡が闘志をみせてプレーオフへ向けた勝利を飾る!
2025年3月22日、B.LEAGUE 2024-25シーズンにおいて、福岡ライジングゼファーは福井ブローウィンズとの試合で89-80で勝利しました。この試合はスミス選手の復帰戦でもあり、彼の活躍がチームにとって大きな意味を持つものとなりました。
試合の流れ
試合は第1クォーターから激しい攻防が繰り広げられました。福岡はインサイドの選手#25バーレルが欠けている中、#5ランダルがフリースローを獲得し、先制点を挙げます。スミス選手も復帰を果たし、インサイドで得点を重ねました。
一方、福井は#18藤澤選手がスティールからファストブレイクで得点を決め、次々とシュートを決める展開に。#0會田選手が3ポイントシュートを決め、福井の#4ケリー選手も3ポイントを沈め、両チームの得点が拮抗し続けます。
第2クォーターでは、福井の#30エリス選手が3ポイントやポストプレーで得点を重ね、福岡がリードを奪われる場面もありました。しかし、福岡は加藤のアシストからブラウンがバスケットカウントを獲得し、ランダルの活躍で再び流れを取り戻します。前半を39-38とわずか1点リードで折り返しました。
後半の展開
後半が始まると、福井の木村選手が再び3ポイントを成功させ、試合はさらに白熱します。福岡も負けじと#7西川選手が3ポイントを決め、スミス選手が連続得点を挙げる中、両チームの攻防が続きます。最終クォーターでは、福井の西野選手が技ありのシュートを決めますが、福岡は流れを渡しません。
スミス選手がディフェンスを崩し、重要なバスケットカウントを決めるなど、福岡が優位に進めます。この試合でランダルは23得点と9リバウンドを記録し、MVPに輝きました。またスミス選手も復帰初戦ながらダブルダブルを達成し、彼の存在感を見せました。
試合全体では15回のリードチェンジがあり、福岡が最後にその試合を制しました。これにより福岡は連敗をストップし、プレーオフに向けての勢いを取り戻しました。
コーチと選手のコメント
浜口炎ヘッドコーチは「選手たちが良く我慢し、勝負どころではしっかり押さえた」と振り返り、特にスミス選手の復帰に関しても期待を寄せていました。選手の中村も「後半は我慢してインサイドアタックをしっかりとできたことが勝利に繋がった」と、自信を深めた様子を見せています。スミス選手も「チームに貢献できたことは嬉しいが、シュートミスの反省もある」と振り返りつつ、勝利を喜んでいました。
この試合を経て、福岡ライジングゼファーは明日のGAME2へ向けて準備を整え、さらなる成長を遂げていくことでしょう。