吉本興業グループFANYのAI体験が「Google Cloud Next Tokyo」に登場
2025年8月5日と6日、東京ビッグサイトで開催される「Google Cloud Next Tokyo」に吉本興業グループの株式会社FANYが出展します。FANYは、生成AIを活用したエンターテインメントの最前線を体験できるブースを用意し、特に注目されるのがお笑い翻訳AI「CHAD 2」とEXITのAIアバター「AI EXIT」です。
このイベントは、Google Cloudが主催する日本最大級のクラウドカンファレンスであり、ビジネスリーダーやエンジニアに向けた最新のクラウド技術やAIに関する内容が盛りだくさん。
生成AIで創る次世代エンタメ
FANYは、AIをエンターテインメント業界の転換点として捉え、「世界中、全てのAIがもたらす体験をおもしろく」をモットーに様々な活動を展開しています。彼らのブースでは、生成AIを利用した新しいビジネスの可能性についても紹介されます。
ブースの名称は「吉本興業が生成AIで創る次世代エンタメ~生成AIで、もっとおもしろく。~」。場所はGoogle Cloudブース、1F EX5で、ここで「CHAD 2」の展示やEXITのAIアバターとのおしゃべり体験ができます。
お笑い翻訳AIサービス「CHAD 2」
「CHAD 2」は、 Cross-cultural Humor Augmented Dialogueの略で、漫才やコントに特有のフリやオチ、言葉遊び、文化的なニュアンスを理解し、適切に翻訳する機能を持っています。このAIサービスは、既存の翻訳ツールの限界を超え、将来的にはリアルタイムでのライブ翻訳を実現することを目指しています。ブースでは「CHAD 2」の実際のデモ体験が可能です。技術協力には、株式会社ブレインパッドが関わっています。
EXITのAIアバター「AI EXIT」
さらに、EXITのAIアバター「AI EXIT」も登場します。このアバターは、EXITファンと共に育成されたもので、YouTubeでのAIコンテンツ配信や、2025年1月には初の単独ライブを開催するなど、注目の存在です。ブースでは、EXITメンバーのAIアバター「リンタロイド」との楽しいおしゃべりを体験できます。開発には、株式会社FLATBOYSの協力が得られています。
このように、FANYのブースはAIを使った新たな楽しさを発信する場となっており、訪れる人々に対して新しいエンタメの形を提案します。
Google Cloud Next Tokyoの詳細
「Google Cloud Next Tokyo」には、多くの企業や専門家が参加し、最新技術の紹介やワークショップが行われる予定です。参加は無料ですが、事前登録が必要です。興味のある方は早めに登録を行うことをおすすめします。
詳細や登録については、
Google Cloudの公式サイトをチェックしてください。
FANYの出展は、エンタメ界の未来を垣間見る絶好の機会であり、AIがどのようにして私たちの楽しみを増していくのか、その進化を体感できる場となるでしょう。ぜひ、この機会をお見逃しなく。