愛と闘病の映画
2026-06-09 11:39:02

伊藤智生監督が描く末期癌と愛の絆、最新作『StageⅣ』試写会開催

愛と闘病の深淵を描く『StageⅣ』



伊藤智生監督が、1987年の名作『ゴンドラ』から約40年を経て、再び映画監督として立ち上がりました。最新作『StageⅣ』の試写会が、2026年6月26日(金)にテアトル新宿で開催されることが発表され、注目が集まっています。本作は、伊藤監督自身の実体験を基に、肺がんの末期と告知された彼と、彼を支える妻・朝岡実嶺の愛の物語です。

試写会開催の背景とクラウドファンディング



本試写会のチケットは、現在進行中のクラウドファンディングにご支援いただいた方へのリターンとしてのみ提供されます。CAMPFIREにて実施中のこのプロジェクトは、製作費と試写会の開催費用を募るものです。目標金額が達成されなかったとしても、全ての支援者にリターンが届けられる「All-in方式」で行っており、受付は2026年7月31日までとなっています。

物語の核:闘病とともに生きる二人の姿



『StageⅣ』のストーリーは、伊藤監督の実体験を深く掘り下げ、肺がんの治療に向き合う夫婦の姿を描いています。いつもとは違う生活を余儀なくされる中、朝岡は食事療法に取り組み、肉や糖分、塩分を徹底して排除するといった厳しい制約の中でも、夫と共に生きる道を選びます。その一方で、濃い味を好む伊藤監督は妻との食生活の違いから何度も衝突しますが、その溝を埋めようとする努力の中で得られる理解も見逃せません。

伊藤監督は「壮大なヒューマンドラマではなく、日常の中の小さなけんかの積み重ねこそが、生と死を考えさせる」と語ります。生と死の狭間で、夫婦の信頼関係や愛が試される様子は、観る者の心を揺さぶることでしょう。

二人三脚の挑戦



伊藤監督は、病気に対して不屈の精神を持ち、何としても映画を撮りきることを決意しました。主治医からは撮影を厳しく反対されましたが、「絶対に最後まで撮り切る」と強い意志を示し続けます。朝岡は、21歳のころに結んだ「いつか一緒に映画を撮ろう」という約束を胸に、夫を支えつつ主演・プロデューサーとしても奮闘しています。

彼女の決意や願いは、夜中にセリフを覚え、三人芝居の公演の準備を進める姿に象徴されています。彼女は夫を癒やすため、最良の病院を探し、治療方法を考え抜き、闘病の支えとなることに全力を注ぎます。

試写会の展望



試写会では、イタリアでの隠れ家的なスパ席で、夫妻が出会い、人生におけるトンネルのような時期を共に過ごしている様子を実際に観客と共に体感できる機会です。試写後には、伊藤監督と朝岡によるアフタートークも予定されており、観客との歓談も楽しめるプログラムです。

監督と主演、そしてこれから



伊藤智生監督は『ゴンドラ』を通じて、より多くの人々に影響を与えた経歴を持ちます。今回の『StageⅣ』では、愛する人々を守るため、命の大切さや生きる力を再確認させてくれる心のこもった作品となることでしょう。試写会が待ち遠しい限りです。夫婦の絆と闘病の姿を描いた新たな名作にご注目ください。


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