日本のものづくりが息づく特別なバッグコレクション
東京・浅草を拠点に活動するバッグブランド「otnek & ebanat(オトネック・エバナット)」が、新たにファッションブランド「EBONY(エボニー)」とのコラボレーションバッグを発表しました。両ブランドが持つ日本の職人技術への敬意と素材へのこだわりが融合した特別なコレクションです。
コラボレーションの背景
オトネック・エバナットは、過剰生産を避ける完全受注生産のスタイルを採用しており、トレンドに左右されない普遍的なデザインを特徴としています。一方、エボニーは、2018年にデザイナー石野愛弥によって立ち上げられ、産地の職人と連携して独自の素材を生み出すことに力を注いでいます。この二つのブランドが力を合わせることで、持続可能なファッションの新たな形を提示しています。
特別コレクションについて
今回のコラボレーションでは、オトネック・エバナットの人気バッグ「ANNIE(ミニショッパーバッグ)」が、エボニーが職人と共に開発した独自のテキスタイルで彩られています。限りある資源を大切にする意識から、丁寧に時間をかけて製作されていることも、このコレクションの大きな特徴です。
ANNIE -Flower Cut Jacquard-
桐唐草模様を基にしたジャカード生地は、透け感と柔らかさを加え、軽やかな印象に仕上がっています。モチーフ部分には太番手の光沢糸やラメ糸を使用し、華やかで繊細な印象を与えるテキスタイルです。カラーはブラックとベージュが用意され、高さ約27㎝、幅18㎝、マチ13㎝のサイズ感です。価格は27,500円(税込)。
ANNIE -Mix Lace-
一方、フラワーカットジャカードとは異なる魅力を持つのが「Mix Lace」です。複数の柄の細幅レースを丁寧に繋ぎ合わせて生み出されたこの生地は、手間をかけることで得られる独特の奥行きがあります。こちらもブラックとベージュの二色展開で、サイズは同じく高さ約27㎝、幅18㎝、マチ13㎝。価格は29,700円(税込)となっています。
受注生産と持続可能性
これらのバッグは全て受注生産商品で、受付は2025年12月20日から28日まで、otnek & ebanatのオンラインストアにて行われます。これは、最新のファッションのトレンドに追随するのではなく、自分自身のスタイルを大切にしたいという方々におすすめのアイテムです。
持続可能なファッションへの取り組みは、ただ美しいアイテムを提供するだけでなく、それらが生まれる過程にも意味があることを再認識させてくれます。現代の大量生産・大量消費社会において、今一度「ものづくり」にかける時間や労力の大切さを問いかける素晴らしいコレクションです。
まとめ
オトネック・エバナットとエボニーのコラボレーションは、ただのバッグの展覧ではなく、日本のものづくりの精神を象徴しています。この特別なバッグたちを手にすることで、私たちもまた「ものづくり」の豊かさを感じ取ることができるでしょう。ぜひ、自分自身のスタイルを大切に、手に入れてみてはいかがでしょうか。