舞台『リンス・リピート』初日
2025-04-17 17:24:22

舞台『リンス・リピート』が初日を迎え、深いメッセージが光る作品に!

舞台『リンス・リピート ーそして、再び繰り返すー』初日開幕!



本日、2025年4月17日、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、舞台『リンス・リピート ―そして、再び繰り返す―』がついに初日を迎えました。この作品は、2019年にオフ・ブロードウェイで話題となった作品で、日本での初演となる本作は、観客に深いメッセージを届ける感動的な物語となっています。

物語の背景とテーマ



舞台は、摂食障害を抱える大学生レイチェルが、家族との再会を果たすところから始まります。母・ジョーン(寺島しのぶ)と父・ピーター(松尾貴史)、弟・ブロディ(富本惣昭)との再会は一見平穏に見えるものの、実は彼女の心には過去の苦痛や未解決の家族の問題が深く刻まれています。家族の愛情の中に潜む葛藤や苦悩が、この物語の核心となるのです。

劇団と役者たちの情熱



この舞台の演出をつとめるのは、若手演出家として注目を集める稲葉賀恵。彼女は、日常的な会話を通じて家族の関係が壊れていく様子を緻密に表現しています。観客は、家族の再生と愛情の深化を通じて希望のメッセージを受け取ることでしょう。

寺島しのぶが演じるジョーンは、仕事と家庭の間で葛藤する母。彼女の強さと苦悩を交えた演技は、見る者に深い感情の共鳴を呼びます。彼女の愛情深い一面と、娘を思うが故の葛藤による傷みが、観客を魅了します。

吉柳咲良が演じるレイチェルは、母との関係を築く過程での複雑な心情を巧みに表現。彼女が抱える苦悩と希望が、観客に感動を与えることでしょう。また、ブロディ役の富本惣昭は、家族を見守る存在として物語に厚みを加え、名越志保が演じるセラピスト・ブレンダは、家族が直面する困難を橋渡しする役柄を担います。

舞台の特長



この舞台の大きな特長は、食事のシーンが数多く登場すること。俳優陣はすべての食事を本物で演じ、そのリアルなゴハンを共にしながら芝居をする姿も見どころの一つです。だからこそ、観客は彼らの日常のやり取りを覗き見しているかのような感覚を味わえます。

観客へのメッセージ



舞台が進むにつれ、家族による愛情表現の多様性が明らかになり、観客はこの物語に共感を覚えることでしょう。寺島と吉柳の母娘の関係は、純粋な愛情と同時に影を抱えることで、私たちに深い考察を促します。

公演情報



本作は東京公演が2025年5月6日まで続き、その後京都でも上演予定です。観客は、心を揺さぶるエンディングと共に、彼らが選ぶ再生の道を目撃することになります。

チケットは好評販売中で、ぜひこの感動的な舞台を劇場で体感してみてください。あなたも、家族の愛情の深さやその裏に潜む葛藤を感じることができるはずです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: リンス・リピート 寺島しのぶ 吉柳咲良

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。