三生医薬が切り開く健康食品OEMの新たな未来
健康食品とサプリメント業界でのリーディングカンパニー、三生医薬株式会社が新たに提供する2つのサービスが、OEM市場を根本から変革しようとしています。2015年の機能性表示食品制度開始以来、数多くの届出支援を行い、多彩なノウハウを蓄えてきた同社ですが、最近の業界の複雑化に伴い、よりスピーディーかつ柔軟な対応が求められていました。これに応える形で立ち上げられたのが、「オーダーメイド型」支援と「サブスク型」機能性表示食品サポートという二本柱の新サービスです。
オーダーメイド型支援
まず注目すべきは、専門家チームが顧客のニーズに合わせた伴走支援を行う「オーダーメイド型」支援です。従来、OEM取引は伝言ゲームのように営業担当者を通じた情報伝達が行われていたため、情報の断片化やスピードの低下が懸念されていました。三生医薬はこれを打破するため、企画・開発・学術・品質・生産といった担当者をチームに編成する新しい体制を導入しました。
この新型チームは、製品アイデアの段階から上市まで一貫してサポートし、市場の動向を考慮した上で、差別化可能な商品設計を提案します。これにより、スピードと品質、制度対応の3つの要素において革新がもたらされ、顧客の期待以上の成果を目指しているのです。
サブスク型機能性表示食品サポート
次に、業界初の試みとして導入されたのが「サブスク型」機能性表示食品サポートです。このサービスは、届出前、届出時、そして届出後まで包括的なサポートを提供し、特に届け出後の継続的な制度対応が重視されています。2024年から施行される新たな制度により、自己点検や行政からの指摘に対応する必要性が増しているため、企業側にとってこのサポートは間違いなく心強いものとなるでしょう。
このサブスクリプション型サービスは、年単位での契約が可能であり、定期的に訪れる相談や新たな情報提供が受けられる仕組みが整っています。また、三生医薬が製造した製品に限らず、他社製品にも対応するため、幅広い健康食品企業にとって利用価値が高まることでしょう。
変化する市場と制度に応じた対応
健康食品業界は、消費者の目も厳しくなり、ブランドストーリーの重要性が高まっています。新たな制度に迅速に適応しなければ、新商品の上市や販売が困難になる可能性もあります。市場では類似の商品が多数存在し、差別化とスピードが成功のカギとなります。
このような環境下で、三生医薬は自身の長年の経験をフルに活かし、「依頼通りに作るだけではない、新たな価値を共に築く力」を提供するとしています。顧客のビジョンをわかりやすく形にし、共に成功を目指すことこそが、彼らの提供する新たなOEMスタイルの軸です。
まとめ
三生医薬が提案する新しいサービスでは、単なる製品作りから一歩進んで、顧客との共創を重視したパートナーシップの深化が図られています。これにより、急激に変化する市場に柔軟かつ効果的に対応するとともに、健康食品業界全体の進化を促進することを目指しています。
新サービスの詳細は、2025年10月15日から17日に東京ビッグサイトで行われる「食品開発展2025」で直接体感できます。この機会に、ぜひ三生医薬の新たな取り組みに触れてみることをお勧めします。