福山雅治と東野圭吾の全貌
9月12日(金)に公開された映画『ブラック・ショーマン』。その主演を務めるのは、皆に愛されている実力派俳優・福山雅治です。そして、原作を手掛けたのはミステリーの名手・東野圭吾。これまでも強い結びつきがあった二人が、ラジオ番組『福山雅治 福のラジオ』で直接対談するという貴重な機会が実現しました。
2007年からの友人関係
福山と東野の関係は長いものです。2007年に放送されたドラマ『ガリレオ』からの付き合いで、20年近くもの時間を共有し続けています。このラジオ番組での対談は実に12年ぶりで、FMラジオでは初めてのコラボレーションとなるのです。
キャラクターの対比
ラジオの中で、東野は今回の作品に関して「主人公・神尾は『ガリレオ』の湯川と対比したキャラを書きたかった」と語ります。元マジシャンの神尾(福山)が持つのは“人間力”であり、湯川が学問としての物理を扱うのに対し、神尾は人の心を操るキャラクターです。この対比が作品の深みを増す要因となっていると言えるでしょう。
福山はこの役柄に挑むにあたり、「元マジシャンならマジックが必要なのでは」とファンが考える可能性について触れつつ、本作では神尾の人間性が重要であると説明しました。
期待の声
さらに、東野は試写を見た後に福山に「カッコ良すぎました」とコメントを送ったと明かし、福山はその言葉を嬉しそうに受け止めました。東野は、原作ミステリーとしての側面も持つ本作について、「犯人探しに重点を置かず、物語の結末を楽しんでほしい」という思いを伝えました。
共演者たちのコメント
番組では、『ブラック・ショーマン』の共演者たちからの興味深いコメントも紹介されます。福山と東野の食の趣味にまつわる軽妙なトークが繰り広げられ、さらには「福山さんの悪役を見てみたい」というリスナーからのリクエストに対して、東野がその謎めいた犯人像について言及します。
作家としての歩み
また、東野にとっては作家活動40周年を迎えた記念すべき年でもあります。その中で彼がどのように作家の道を歩んできたか、デビュー前にお手本にしていた作家について、さらに一度だけ飼っていた猫についても触れます。これらのエピソードも含めて、リスナーにとって非常に興味深い内容が展開されることでしょう。
放送の詳細
この特別な対談は、9月13日、20日(土)午後2時からの『福山雅治 福のラジオ』でお楽しみいただけます。ファンにとっては見逃せない内容となること間違いなしです。
どうぞ、これからが楽しみなこの対談をお聴き逃しなく!