Z世代のバレンタイン事情!
今年もバレンタインデーが近づいてきました。特に大学生の中では、恋人へのプレゼントや、推し活に関わる楽しみ方が注目されています。株式会社RECCOOが運営するリサーチサービス『サークルアップ』が実施した調査によると、現役大学生500人の意見を基に、今のバレンタインの実態が浮き彫りになっています。
大学生の恋愛事情とバレンタイン
調査から分かったことのひとつは、大学生の32%が恋人的なパートナーを持っているということです。つまり、約3人に1人が恋愛をしているというわけです。しかし、バレンタインの日に恋人にプレゼントを贈る予定があると答えた学生は、わずか25%でした。これは、ほとんどの人がバレンタインを恋愛としてではなく、別の形で楽しむ傾向にあることを示しています。調査協力者の学生からは「恋人がいる中でプレゼントをあげないという人が多いことに驚いた」という声も上がっています。
「推し活」との融合
昨今、バレンタインは恋人同士のイベントの枠を越えて、推し活とも結びついています。調査の結果、バレンタインとしての推し活予定を持つ学生は全体の6%でしたが、この新しい楽しみ方については様々な意見が寄せられています。「複数人で過ごす新しい形のバレンタインに魅力を感じる」という人や、「これは一つの愛の形だと思う」という意見もあり、確かに新しい体験への期待感が漂います。
バレンタインの過ごし方と全体の傾向
パートナーと一緒に過ごす予定があると答えたのは16%にとどまりました。一方で、74%の大学生はバレンタインに特別なプランがないとしています。こうした結果からも、若い世代のバレンタインに対するアプローチが多様化していることがわかります。従来の「恋人と過ごす日」という枠を飛び越え、自由に楽しむ傾向が強まっています。
調査の背景
この調査は、Z世代の真の意識を掴むことを目的として行われました。調査は2025年2月7日に実施され、対象は大学1年生から4年生の500人です。バレンタインを恋人や推しと過ごすことも一つの方式として評価され、これが今後のZ世代のバレンタイン文化にどのように影響するか、興味深い結果となりました。
まとめ
Z世代のバレンタインは、恋愛と推し活が交錯する新しいスタイルへと進化しています。恋人へのプレゼントが減少している一方で、推しと楽しむ姿勢が広がることは、個々の自由な価値観を反映していると言えるでしょう。今後のバレンタインが、どのようなコミュニケーションの場になるのか、注目したいところです。