スンバ島のバッグと未来
2025-12-17 10:33:10

東京ボランティア・市民活動センターが贈る、スンバ島の魅力と未来への希望

東京ボランティア・市民活動センターが贈る、スンバ島の魅力と未来への希望



2026年2月7日(土)と8日(日)の2日間、飯田橋セントラルプラザで開催される「ふれあい満点見本市」では、特定非営利活動法人地球の友と歩む会(以下、LIFE)が出展します。このイベントは、東京ボランティア・市民活動センターが主催するもので、さまざまな市民活動団体が集い、活動を発表する機会です。

手作りバッグの背景



今回の出展では、インドネシアのスンバ島に位置するワインガプ第三高校の生徒が、手作りしたバッグを中心に販売します。これらのバッグは、学校教育の一環であるスンバ織りを用いて制作されており、地域の伝統を受け継ぎながら、未来への希望を形にしています。購入代金は、スンバ島でのマングローブ植林活動に大いに役立ちます。

スンバ島の厳しい現実



スンバ島では、多くの子どもたちが教育を受けながらも、卒業後の進学や就職が非常に困難です。貧困が根源にあり、地域には仕事が少なく、大学進学を果たすことができる者はわずかです。そのため、第三高校では、生徒が卒業後も困窮しないよう、スンバ織りの技能を学び、小物制作を通じて実践的な知識を身につけることに努めています。

日本での販売の意義



なぜこのような手作り品を日本で販売するのか。それは、LIFEと学校が長年にわたり協力してきたマングローブ植林活動があるからです。生徒たちは海岸での植林活動のための交通費や昼食・飲水の費用を、主に保護者からのサポートで賄っていますが、保護者への過剰な負担を避けるために、日本での販売が決まったのです。この取り組みに参加することで、日本の皆さんがスンバ島の生徒たちの未来を支える一助となることができます。

マングローブの活動



ワインガプ第三高校が定期的に行いたいマングローブの関連活動は以下の通りです。
1. マングローブの植林 - 新たに木を植えることで、生態系の回復を図ります。
2. 樹木の世話 - 過去に植えた木の成長を見守り、適切に手入れを行います。
3. 海岸の清掃 - ごみ拾いを行い、地域環境を維持します。

これらの活動により、環境の保全、地域の人々の意識を高めるとともに、次世代を担う生徒たちにとって非常に重要な経験となっています。

伝統美とハンドメイドの魅力



出展されるバッグは、スンバ織りの技術が駆使されています。生徒たちの手で作られたこのバッグには、地域の歴史と文化が色濃く反映されており、他にはない独特の魅力があります。また、バッグの他にもヘアバンドなどの小物も販売される予定で、どれも心を込めて製作されています。この機会に、一つ一つの商品が持つ物語に触れ、その魅力を直に感じていただければ幸いです。

まとめ



2026年2月、ぜひ飯田橋セントラルプラザを訪れ、未来に希望をつなぐスンバ島の手作り商品を手に取ってみてください。購入を通じて、彼らの大切な環境保護活動への参加に繋がります。あなたの一歩が、スンバ島の未来を支える大きな力となるのです。皆さんのご来場を心よりお待ちしております!


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