新アート展「Perspectives」
2025-07-08 10:46:20

髙田安規子・政子の新アート展「Perspectives」で自然の魅力を再発見

「髙田安規子・政子Perspectivesこの世界の捉え方」展が開催



2025年8月26日から12月7日まで、資生堂ギャラリーで「髙田安規子・政子Perspectivesこの世界の捉え方」展が行われます。一卵性双子のアーティスト、髙田安規子と政子によるこの展覧会では、身近な素材を用いて空間や時間の尺度をテーマにした作品が展示されます。アートと科学が交差した彼女たちの独自の視点は、多くの観客に新たな発見を促します。

アーティストの世界観


髙田安規子・政子は、物理学や数学的なアイデアをもとに、作品を繊細な手仕事で構築しています。彼女たちは展示スペースの特性を十分にリサーチし、独自の展示方法を模索することで知られています。彼女たちが2024年に資生堂の文化施設を訪れ、「万物資生」という考えに触れたことが、今回の展覧会へのインスピレーションとなりました。この理念を通じて、生命の起源や進化、宇宙に至るまでの時間の層を描き出します。

主要な展示作品


展覧会の中心となるのは、新作《Strata》です。この作品は地層を本に見立て、約500冊の本を積み重ね、その隙間には鉱石や化石を配置しています。この地層は生物の誕生から現在までの歴史を語ります。もう一つの新作《Timepiece》もお見逃しなく。割れた砂時計からこぼれ落ちる砂や岩が、時間の概念を問いかける作品となっています。

加えて、自然界に見られるフラクタル形態を用いて「個」と「全体」を示唆する《Can't see the forest for the leaves》、生命の源である光をテーマにした《Spectrum》など、約20点の作品が展示される予定です。

持続可能な未来を考える


本展では、さまざまな視点から世界を再評価し、自然との共生を考える重要な機会を提供します。自然界の法則や人類の活動について思索を深め、未来への希望を見いだすことを目指しています。アートを通じて感じる地球の大切さと、持続可能な未来について考えるきっかけとなることでしょう。

開催要項


  • - 会期: 2025年8月26日(火)~12月7日(日)
  • - 会場: 資生堂ギャラリー
  • - 住所: 東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下 1階
  • - 入場: 無料
  • - 時間: 平日 11:00~19:00 / 日・祝 11:00~18:00 / 月曜休(祝日も休館)

さまざまなイベント


展覧会に向けたイベントも多数企画されています。資生堂ギャラリーでの展示設営の公開や、様々なトークイベント、ギャラリートークも予定されています。また、アートウィーク東京2025にも参加します。

新たな視点で自然を捉えなおす機会として、ぜひこの展覧会を訪れてみてはいかがでしょうか。最新情報は資生堂ギャラリーの公式ホームページやSNSにて随時発信される予定です。


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