未来のための行動
2025-04-15 13:30:22

気候変動対策を通じて、未来の食と生活を守る「ミリオンアクションキャンペーン2025」が始動

未来を見据えた『ミリオンアクションキャンペーン2025』が始まる



5月、全国で開催される『ミリオンアクションキャンペーン2025』。これは、気候変動とフェアトレードに関する国内最大規模の啓発活動で、今年で5年目を迎えます。このキャンペーンは、認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの主導のもと、100を超える企業や団体との連携で実施され、300万アクションを目指します。

食卓に影響を及ぼす気候変動



私たちの日常から欠かせない食物。気候変動により、2050年にはコーヒーやカカオの生産が大幅に減少することが懸念されています。さらにバナナが消えてしまうリスクや、オレンジジュース、生産地に依存する食材が危機に瀕しています。このような状況に対抗する方法として注目を集めているのがフェアトレードです。本キャンペーンでは、製品購入やSNS投稿、イベント参加を通じて、途上国への寄付が行われます。

行動が未来を作る



キャンペーン期間中の行動(1アクション=1円)を評価し、集まった寄付金はフェアトレードの啓発や支援活動に繋がります。今年は230万個以上の商品の販売を目指し、300万アクションという過去最大の目標にチャレンジします。

「あたりまえを、ありがとう」のメッセージ



『あたりまえを、ありがとう』をテーマに、私たちの日常に感謝し、未来に残していくことの重要性を訴えるこのキャンペーン。全国の産学官が協力し、イベントやキャンペーンを展開します。特に、5月1日のキックオフイベントでは、多くの注目が集まることでしょう。

例えば、企業や地域の商店、学校が持ち寄るイベントでは、フェアトレード商品を取り扱い、より多くの人々にこの運動を知ってもらいます。この活動の背後には、消費者庁や農林水産省、JICAの後援があり、そのサポートによって広がりを見せています。

気候変動が直面する現実



気候変動による自然災害の影響は、農作物に直結します。農作物の不作や価格の高騰により、私たちの生活は大きな影響を受けています。特にカカオ豆の価格上昇は、その典型例です。これらの問題への対策が、フェアトレードの役割の一部分であることを私たちは忘れてはなりません。

フェアトレードとは?



フェアトレードは、公平な貿易を実現するための仕組みで、持続可能な生産・生活を支援します。SDGsの達成にも寄与し、環境に配慮した生産が行われています。国内でのフェアトレード市場も急速に拡大しており、多くの消費者がその価値を理解し始めています。

フェアトレード・ラベル・ジャパンの活動



1983年に設立されたフェアトレード・ラベル・ジャパンは、国際フェアトレードラベル機構の一員として、国内でのフェアトレードの普及に取り組んでいます。本キャンペーンもその一環で、開発途上国の作り手を守るため、日常を通じての選択を促します。

私たちができる小さなアクションが、未来の地球や食を守るための大きな一歩となるのです。ぜひ、今年の『ミリオンアクションキャンペーン2025』に参加し、一緒に真の意味での持続可能な社会を目指しましょう。


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