カブトエビと育むやぶきのお米、誕生の背景
2025年10月15日、矢吹町の小学校で開催された田んぼの学校の開校式にて、待望の新ブランド米「カブトエビと育むやぶきのお米」のネーミングとパッケージデザインが発表されました。このイベントには、地元の小学生や東京農業大学、ヤマザキ動物看護大学の学生たちが参加し、地域の一体感が感じられました。
開校式の様子
当日は、長雨の影響を受け、予定していた稲刈りは体育館での式典に変更されました。そんな中でも、地域の子どもたちが熱心に参加し、泥にまみれながら田植えに取り組んだ姿が印象深かったです。この開校式では、ブランド化されたお米の特性や意義を再認識する機会ともなり、参加者一同より一層の感慨を抱きました。
さらに、ブランド米のプロモーション動画も公開されました。この動画では、子どもたちの奮闘する姿や、参加した関係者へのインタビューがあり、その中でお米が学校の給食として提供されるまでのストーリーが描かれています。自然の中で育ったお米が子どもたちの笑顔を引き出し、地域の絆を一層深めていくことが感じられる内容となっています。
新しいブランド名の意味
「カブトエビと育むやぶきのお米」の名には、地域の人々の想いが込められています。毎年、地元の小学5年生や農家、大学生、地域住民が協力し、田植えから収穫までのプロセスを共にすることで、協力の大切さや食の重要性を学んでいきます。春にはカブトエビの卵が田んぼに撒かれ、自然の力を借りて育て上げるこのお米は、減農薬での稲作を可能にしています。
この新しいネーミングとパッケージデザインには、地域全体で育てたお米であることを強調したいという気持ちが反映されています。デザインには秋の実りを感じさせる緑とオレンジが基調で、稲穂を抱くように描かれたカブトエビが特徴的です。あたたかみのあるロゴは、地域のコミュニティーが一緒になって育てたお米を象徴しています。
収穫された新米の入手方法
収穫が終わった新米は、町の販売所やふるさと納税を通じて購入することができる予定です。新米の詳細情報は特設サイトで順次更新されるため、ぜひこまめにチェックしてみてください。
新しいブランド米「カブトエビと育むやぶきのお米」は、地域の人々の愛情や絆が詰まった美味しいお米です。自然と共に育てられたその味わいを、ぜひ多くの方に楽しんでもらいたいと願っています。
お問い合わせ先
お米に関する質問は矢吹町役場商工観光課まで。電話番号は0248-42-2119です。お米の楽しみ方や料理法など、どんなことでもお気軽に聞いてみてください。