2025年チェルシーフラワーショーで親子が魅せたガーデニングの極み

ロンドンでの快挙！親子で受賞したガーデンデザイン

2025年5月20日から24日にかけて、イギリス・ロンドンのチェルシーにて開催された『チェルシーフラワーショー2025』。この国際的なガーデニングショーでは、庭園デザイナーの石原和幸がショーガーデン部門で「Cha No Niwa – Japanese Tea Garden」を出展し、見事【ゴールドメダル】を獲得しました。更には、この作品がチェルシーフラワーショーの【ベストガーデン】にも選ばれるという栄誉に輝きました。

また、彼の息子である庭師兼建築家の石原潤も、コンテナガーデン部門に「Secret Base – The Another Green Room garden」を出展し、初出展でありながら【シルバーギルド】を受賞。親子でのダブル受賞は、観客や関係者にとっても大きな話題となりました。

チェルシーフラワーショーの歴史

「チェルシーフラワーショー」は、英国王立園芸協会（RHS）基に150年以上の歴史を誇り、毎年5月に開催される人気イベントです。毎年15万人以上が訪れるこのフラワーショーは、ガーデニング界では最高級の権威を持ち、参加するのも一苦労といったほどのチケットの入手困難さで知られています。石原和幸は、2004年に初出展を果たして以来、17回連続で受賞を重ねており、これでなんと13個目のゴールドメダルを獲得。息子の潤氏は初出展にも関わらず、即座に受賞するという快挙を成し遂げました。親子揃っての受賞。これはまさに世代を超えた才能の結晶です。

作品についての詳細

石原和幸が手がけた「Cha No Niwa – Japanese Tea Garden」は、静けさや洗練された美、そして日本文化を色濃く反映した作品です。この庭では、茶道の心が表現されており、自然との調和を大切にした設計が施されています。一方、石原潤が出展した「Secret Base – The Another Green Room garden」は、現代的なスタイルを取り入れつつ、自然の息吹を感じさせる効果的なコンテナガーデンとなっています。どちらの作品も、訪れる人々に深い印象を与えることに成功しています。

石原和幸のコメント

「親子でのダブル受賞、大変嬉しく思います。多くの方々に支えていただき、こうして受賞することができました。本当に感謝しています。今後とも石原和幸、石原潤とともに、日本の庭園文化を世界に広めていきたいと思います。」

このメッセージには、二人の庭師としての情熱と、これからも続く挑戦への決意が感じられます。彼らの活動は国内外を問わず、庭園文化を世界中に広める一助となることでしょう。