自分らしく自然と共生
2025-10-01 19:28:15

カゴメ野菜生活ファーム富士見、環境省より自然共生サイト認定を受ける

美しい自然に囲まれたカゴメ野菜生活ファーム富士見



長野県富士見町に位置する「カゴメ野菜生活ファーム富士見」は、2019年に開業した体験型の“野菜のテーマパーク”です。このファームが最近、環境省より「自然共生サイト」として認定されたことは、持続可能な農業と生物多様性保全に対する真摯な取り組みを象徴しています。

自然共生サイトとは?



「自然共生サイト」とは、環境省が認定した、生物多様性の保全が図られている区域を指します。この取り組みは、国際的な目標「30by30」に基づき、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全することを目指しています。カゴメ野菜生活ファーム富士見の認定は、この新制度にもとづく初の事例となります。

カゴメと生物多様性の向上



カゴメは創業以来、「自然の恵み」を活用した事業を展開しています。人間活動が生物多様性に与える悪影響を理解し、カゴメは生物多様性方針を制定。自然環境の保全や回復に向けた積極的な取り組みを行っています。特に、生物多様性条約に基づく「ネイチャーポジティブ」な目標を掲げ、2030年までに生物多様性の回復を目指しています。

野菜生活ファームでの取り組み



1. 動植物保全・復元活動



ファーム内では、生物多様性の保全に向けて、在来植物を育てる活動や、害虫の天敵を呼び寄せる環境作りが進められています。2021年と2022年には、富士見町内で採取した在来植物の種子を用い、約1万本を植栽しました。このような取り組みにより、地域の自然環境が徐々に復元されています。

2. 環境教育の機会提供



ファームでは、生物多様性の重要性を理解してもらうため、多様な環境教育プログラムが用意されています。例として、クイズラリーや野菜の収穫体験を通じて、訪れる人々に楽しく知識を提供しています。特に、旬の野菜の収穫体験では、お持ち帰りが可能な新鮮な野菜を楽しめ、自宅で味わうことができます。

3. 展示と体験



カゴメ野菜生活ファームには、貴重なトマトを展示する「TOMATO MUSEUM」や、地域の在来植物を紹介する見本園があり、訪問者は様々な生物多様性に触れる機会を得られます。さらに、小学生が設計したヒマワリの迷路など、地域社会を巻き込んだ活動も行われています。

ファームを訪れる理由



ただ美しい自然を楽しむだけでなく、実際に農業や生物多様性の重要性に触れることができるカゴメ野菜生活ファーム富士見。毎週火曜日以外は無料で入場でき、さまざまな季節の野菜が収穫できる体験もあるため、家族での訪問をお勧めします。特に春から初冬にかけては、旬の野菜を楽しむことができ、農業体験の貴重な機会です。

まとめ



カゴメ野菜生活ファーム富士見での体験は、ただの観光地訪問を超え、地域の生態系について学び、自然と共環する楽しさを実感できる特別な空間です。持続可能な未来のため、私たち一人ひとりが生物多様性の重要性を認識し、その保全に参加することが求められています。さあ、あなたも富士見町でのこの素敵な体験に出かけて、自然の恵みを感じてみませんか?


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: カゴメ 生物多様性 野菜生活ファーム富士見

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。