新しい彩りをもたらす、mizuiroのクレヨンたち
廃棄されるはずの野菜や果物を使った『おやさいクレヨン®』、さらにお米から生まれた『おこめのクレヨン®︎』。mizuiro株式会社は、これらを新色と共にリニューアルして発表しました。これらのクレヨンは、ただの画材ではなく、自然を学ぶための一歩でもあります。
おやさいクレヨン®の特徴
『おやさいクレヨン®』は、様々な野菜や果物の未使用部分を利用しており、廃棄物を無駄にすることなくアイデアが詰まっています。たとえば、林檎のクレヨンはドライフィルムの皮から、キャベツは外葉として捨てられる部分から生まれます。これによって、描く際には、実際に野菜や果物の粉末を使った自然な香りも漂ってきます。
さらに、クレヨンの肌触りは独特で、ほんのりとしたザラザラ感が、野菜や果物の粉が混ざっている証拠です。また、子どもたちが安全に使用できるよう、EUの玩具安全基準に準拠した顔料だけが使われていますので、安心して手に取れる製品です。
開発の背景とは
このユニークなクレヨンの開発は、青森の母であるデザイナー木村尚子氏が、娘との特別な時間を創造するために始まりました。自然を学び、物を大切にする心を育むための遊びとして、地域の資源を活用する方法を模索してきました。その想いが「おやさいクレヨン®」に込められており、今では多くの家庭に広がっています。
おこめのクレヨン®︎も注目
一方、『おこめのクレヨン®︎』は、見た目に鮮やかで明るい色合いで、植物性の成分から作られています。ここでも、食品廃棄物を使用しており、何気ない日常の素材から新しい価値が生まれています。その特長的な滑らかな描き心地は、子供だけでなく大人も楽しむことのできる要素です。
16色を揃えたセットは、色彩豊かで、ボックスデザインも新たに生まれ変わり、視覚にも楽しさをもたらします。小さな手でも扱いやすく、さまざまな表現が可能です。
mizuiroの未来とビジョン
mizuiroは、「社会の新規格をデザインする」という理念のもと、今後も循環型のものづくりを続ける意向を示しています。これらの製品は、単なるアート用品ではなく、親子で一緒に楽しみながら環境意識を育む素晴らしいツールとなるでしょう。
会社の掲げる架け橋として、様々な素材を用いたアップサイクル製品の開発を進め、次世代に受け継がれる文化作りにも貢献する姿勢が感じられます。
商品概要
価格:2,000円(税別)
色の内容:たまねぎ、パプリカ、にんじん、りんご、トマト、きゃべつ、ねぎ、ほうれんそう、むらさきいも、たけすみ
主成分:米油、野菜粉末、顔料
JANコード:4562408080924
価格:2,500円(税別)
色の内容:しろ、はいいろ、みずいろ、あお、むらさき、みどり、きみどり、きいろ、うすだいだい、だいだいいろ、あか、ももいろ、おうどいろ、ちゃいろ、こげちゃ、くろ
主成分:米油、ライスワックス、顔料
JANコード:4562408086025
このように、 mizuiroの『おやさいクレヨン®』と『おこめのクレヨン®︎』は、ただのアート用品に終わらず、私たちに環境やものを大切にする心を思い起こさせてくれるものとして、多くの人に受け入れられることでしょう。