フェンディ、ミラノでの特別イベントを通じてブランドの歴史を披露

フェンディが描く華やかなイベントの舞台

イタリアのラグジュアリーブランドであるフェンディ（FENDI）が、ミラノファッションウィークの中で特別なイベントを展開します。この企画は、メゾンの100周年を祝うとともに、2025年に開催予定の新作コレクションショーを記念するものです。フェンディはその真骨頂であるファッションと文化を融合させ、ミラノの書店やニューススタンドを独自の空間へと変貌させます。

特設コーナーでの体験

ミラノの様々な書店とニューススタンドには、フェンディの歴史を語る特設コーナーや美しいウィンドウディスプレイが登場します。特に注目されるのは、ブランドの象徴的なバッグの物語を綴った二冊の限定書籍です。これらの書籍、「ハンド・イン・ハンド」と「ピーカブック」が販売され、その内容はファッションファンや文化愛好者にとって見逃せないものです。

２冊の書籍の魅力

まず「ハンド・イン・ハンド」は、ブランドのアイコニックな「バゲット」バッグの25周年を祝う一冊です。イタリアの職人たちの手による再解釈が紹介され、素材と技術の融合が見どころです。職人技の美しさを写真を通じて伝えるロレンツォ・ヴィットゥーリの作品やエウジェニオ・ヴィオラらのテキストが、この作品をさらに引き立てています。

次に「ピーカブック」は、シルヴィア・フェンディによってデザインされた「ピーカブー」バッグの誕生15周年を祝うものです。この書籍では、バッグの進化や多様性が詳しく描かれており、シルヴィア・フェンディや著名クリエイターたちの貴重なインタビューも収められています。全80個の「ピーカブー」バッグの美しい写真が掲載され、読者を魅了すること間違いなしです。

特別な会場の紹介

このイベントは、特に歴史的意義を持つ書店やニューススタンドで展開されます。ミラノの中心部に位置し、1870年創業の「Hoepli」書店や、1775年創業の「Libreria Bocca」など、文化的に重要なスポットが集合。これらの場所はフェンディの特別展示に相応しいロケーションとして選ばれています。また、現代的なアプローチを用意したエディコラ（Edicola）もいくつか登場し、活気あふれるミラノの文化的な背景が感じられるでしょう。

フェンディからのメッセージ

このような特別なイベントによって、フェンディはファッションの枠を超えた文化的な貢献を果たすことを目指しています。「ハンド・イン・ハンド」や「ピーカブック」を通じて、ブランドの世界観や職人たちの情熱を広く伝えることができるでしょう。さらには、歴史ある書店と現代的なニューススタンドが協力し合うことで、ミラノの文化的な新たな交流の場が創出されます。