新たに進化したGretschのJetシリーズ
米国カリフォルニア州に本社を置くフェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(FMIC)が、Gretschの「Electromatic」と「Streamliner」から新たに生まれ変わったJetモデルを発表しました。これには『Electromatic Jet』と『Streamliner Jet』が含まれ、2025年から2026年にかけて国内販売がスタートします。
この2つのシリーズは、現代のミュージシャンのニーズに応えるために設計されたもので、アイコニックなルックスと力強い音質を兼ね備えています。プレイヤーは様々な音楽ジャンルに柔軟に対応できるこのギターを手にすることで、表現力の幅を広げることができるでしょう。
エントリープレイヤーにぴったりな高品質モデル
新しいJetシリーズは、入門者向けの価格帯で提供されるにも関わらず、妥協のない品質を誇ります。地下ライブから大型フェスまで、多様なシーンで活躍することが期待されています。プレイヤーが自分の音楽を自由に表現するためのサポートをする、この革新的なモデルラインナップに注目です。
『Electromatic Jet』は、Performance “C” ネックシェイプにより優れたフィット感を実現しています。新開発のPureVolt™ Twin Six™ハムバッカーを搭載しており、Gretschらしい鮮明な音質と力強さを兼ね備えています。一方、『Streamliner Jet』は、クリアでパンチのあるサウンドを生み出すHotWire™セラミック・ハムバッカーが特徴です。演奏性を向上させるために、スムーズなFast “C”ネックシェイプを採用しています。また、両モデルともにデザインが洗練されており、コンター加工されたボディと滑らかなネックヒールが、演奏をより快適にします。
ブランドの歴史と新しい時代への移行
FMICのチーフプロダクトオフィサーであるマックス・ガトニックは、Gretschが長年にわたり多くの偉大なプレイヤーに支持されてきたことを語ります。新しい『Electromatic Jet』と『Streamliner Jet』は、次世代の音楽シーンにおけるアーティストたちをサポートするために設計されています。ロックやインディ音楽にとどまらず、新しいサウンドを生み出すプレイヤーにとって、これらのモデルは理想的な選択と言えるでしょう。
豊かなサウンドを実現する技術
『Electromatic Jet』は、オリジナル仕様のチェンバード・マホガニーボディと削り出しメイプルトップを組み合わせ、多彩な音を表現します。特に、369,400円(税込)のモデルは低音域に温かみがあり、ギターサウンドの明瞭さを一層引き立てています。また、Lockdown™ロッキングアジャスタブルラップアラウンドブリッジを搭載し、弦の振動伝達効率を最大限に高めます。対して『Streamliner Jet』は、マホガニーネックとFast “C”シェイプにより、スムーズなプレイが可能です。これらの新技術は、ギターの演奏性を直感的に向上させるために進化を遂げています。
コラボ動画でアーティストの声を届ける
新シリーズの発表に合わせ、世界中のアーティストとのコラボ動画も公開されています。第一弾にはブルース・パンクバンド、Mother Vultureが登場。彼らの演奏は、Gretschの伝統と現代的なスタイルを融合させた圧巻のパフォーマンスです。視聴はこちらから:
YouTube動画。
まとめ
1883年の創業以来、Gretschはその独自のサウンドとデザインで支持を集めてきました。新しいJetシリーズの導入により、音楽の可能性はさらに広がります。これからのアーティストたちが、新たな音楽表現を追求するために、Gretschのギターがどのように役立つのか、その進化から目が離せません。