小泉八雲とセツの新商品が松江に登場
2025年4月25日、島根県松江市の洋菓子店「松江クロード」で、新商品『ヘルンサブレ -八雲とセツの英語レッスン-』が発売されます。この商品は、2025年秋に放送予定の連続テレビ小説「ばけばけ」をきっかけに地域の文化を広める新たな試みとして誕生しました。
商品の誕生背景
サブレの開発は、松江市の「小泉八雲・セツのドラマ応援室」の職員が発案し、地域活性化を担う寺島奈実氏が協力しました。八雲夫妻が英会話を通じてどのように異文化を理解し合ったのかを表現することが目的です。セツが八雲から英語を学ぶ様子を可愛らしいサブレとパッケージデザインで表現し、楽しみながら英語に親しむことを促しています。
商品の特徴
『ヘルンサブレ』は、サクっと軽い口当たりのサブレ5枚入りで、価格は税込972円。パッケージには英語レッスンをテーマにした楽しいデザインが施されており、このお菓子が地域のお土産やギフトとして最適です。
特に印象的なのは、セツが記した英単語帳から厳選したユニークな単語がサブレにプリントされている点です。例えば、セツが「sleepy」を「シレーペー」と記録した様子を描いています。このユーモラスなデザインは、多くの人々の記憶に残ることでしょう。
期待される効果
この新たな銘菓は、松江市の観光促進や地域の話題作りに寄与することが期待されています。観光客はもちろん、地域住民にも愛される存在になることを狙っています。八雲とセツの多くの人に感動を与える物語が、このサブレを通じて再び魅力的に表現されることを目指しています。
地域との連携
今回のプロジェクトは、地元の職員と観光大使が協力しながら進められました。小泉八雲の夫婦愛と異文化理解の価値を再確認し、地域に新しい風を吹き込みたいと考えています。観光客の訪問者が『ヘルンサブレ』を手に取り、八雲夫妻の人生や松江の魅力を感じるきっかけになれば幸いです。
終わりに
「ヘルンサブレ -八雲とセツの英語レッスン-」の販売を通じて、多くの方に八雲とセツの物語を知ってもらい、松江の新たな魅力として広がっていくことを願っています。この機会にぜひ、一度味わってみてください。きっと、新たな発見が待っています。