福岡が連勝しセミファイナル進出!B2プレーオフの熱戦を振り返る
2025年5月5日、福岡市にて行われたB2プレーオフのクォーターファイナル、ライジングゼファー福岡と福井ブローウィンズの戦いは、福岡が88対73で勝利し、見事セミファイナルに進出しました。これにより、昨季の苦い思い出を晴らす2連勝となり、B1昇格へ向けて一歩前進しました。
試合の流れ
福岡は試合開始早々、#25バーレル選手がファウルを受けながらも果敢にゴール下を攻め、連続得点を決めて勢いをつかみましたが、福井の#4ケリー選手の連続得点に苦しむ場面もありました。しかし、#5ランダル選手がオフェンスを牽引し、福岡は次第にリズムを取り戻していきます。
第1クォーターを迎えた時点では福岡が19点、福井が23点でリードを許していましたが、第2クォーターでは福岡が28点をマークし、47対36で前半を折り返します。特に、ブラウン選手の見事なブロックショットや3Pシュートが光り、福岡の堅いディフェンスが福井の攻撃を抑え込む要因となりました。
後半に入ると、福井がファストブレイクからの攻撃で3点差まで詰め寄るものの、福岡はオフェンスリバウンドをしっかり確保し、#24谷口選手の3Pシュートやバーレル選手のゴール下で再び流れを取り戻します。特にMVPに選ばれたランダル選手が連続して3Pシュートを成功させ、試合最多の31得点を挙げる活躍を見せました。
選手たちのコメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは福井のアグレッシブなプレーを受けて、初めはリズムが合わなかったが、第2クォーターで守り方を見直し、福井の3Pシュートを防ぐことができたと振り返りました。また、ランダル選手のアウトサイドシュートの精度が向上していることが、得点の増加に繋がったと語り、次戦の富山グラウジーズとの対戦に期待を寄せました。
寒竹隼人選手も今日の試合について、「福井のエナジーに押される場面もあったが、チームが一丸となり自分たちのプレースタイルを遂行できた」と高く評価しました。
プレースタイルの強化
今回の勝利は、福岡のチーム力の向上を示しています。選手全員が自分の役割を果たし、短い時間でもディフェンスでチームを支える姿勢が勝敗を分けました。特に、個々の選手が攻撃をリードし、相手の流れを掴ませない集中力が光りました。
次戦のセミファイナルでは、富山グラウジーズとの対戦が待ち構えています。高身長でインサイドが強い相手にどう立ち向かうかが鍵になるでしょう。福岡の選手たちがこの勢いを持続することができれば、B1昇格への道はさらに明るいものとなるはずです。
今後の展望
プレーオフは勢いが非常に重要です。福岡は今、個でも打開できる選手が揃っており、これを生かせればさらなる勝利が期待できます。ファンの期待も高まる中、福岡のさらなる活躍に目が離せません!