伝統が息づく信楽焼の魅力と家族が紡ぐ新しい形のごはん釜
滋賀県信楽町に位置する「なか工房」は、親子二代にわたり信楽焼の製作を行っています。現代の多様なライフスタイルに応じた商品を手がけ、特に「ごはん釜」がその代表格です。このごはん釜は、火加減が不要で初心者でも簡単に料理が楽しめる優れもの。さまざまな特徴を持ち、料理の質を向上させるだけでなく、キッチンに豊かな彩りを加えます。
手仕事の温もりが感じられる製品
なか工房の土鍋はすべて職人の手作業により作られています。型を使用することなく、一つ一つロクロで形作り、そのため型にはない柔らかなデザインが魅力です。親子二代で受け継がれる技術と想いが込められた製品は、ただの器にとどまらず、使用する人の生活に寄り添った存在へと昇華します。
高機能なごはん釜
なか工房のごはん釜は、高い機能性を持っています。使用されている土は耐熱性に優れたペタライトで、独自に調合した釉薬と相まって、強火でも急激な加熱に耐え得る品質を確保しています。このため、一般的な土鍋で難しい炒め物やステーキの調理も可能です。また、遠赤外線効果によりごはんの芯までふっくらと加熱し、余熱でじっくりと温めなおすことができます。
色合いも魅力のごはん釜
ごはん釜の最大の特徴はその可愛らしい丸い形状です。これはお米の対流を助け、均一な熱伝導を実現。常に一定の温度でごはんを炊くことができ、毎回完璧なごはんが楽しめます。オリジナルの色合いも魅力で、黒、緑、青、白の4色展開は他の製品にはない特別な存在感を誇っています。
豊富なラインアップ
なか工房ではごはん釜以外にも多種多様な土鍋を展開しています。オーソドックスな土鍋や、煮込み鍋、蒸し鍋、パエリヤ鍋、そしてフライパンやピザパンなど多くの選択肢があります。それぞれが手作りによって生まれたオリジナルデザインであるため、他では手に入らないユニークさがあります。
食器類も魅力的
また、食器類もバリエーション豊かで、親子で異なる作風を持つため、厚手の土の質を生かした食器と、軽くシャープでありながらも温かみのあるデザインの食器が揃います。カレー皿、平皿、小鉢、コーヒーカップなど、どれもが長く愛用できる品質でしょう。
唯一無二の雑貨たち
なか工房は土鍋や食器だけではなく、雑貨類も豊富に取り揃えています。時計や花器は一点物が多く、特に薪釜で焼き上げた酒器やぐい飲みは、実際に手に取ってその美しさを実感してほしいものです。ネットショップには載せていないので、ぜひ実店舗での確認をおすすめします。
受け継がれる技術と家族の想い
なか工房の父、中村文夫氏は信楽焼に魅了されて工房を立ち上げ、その想いは息子、中村周平氏へと受け継がれてきています。二人は協力して、伝統を守りながら現代のニーズに合った作品を探求しています。ライフスタイルの多様化が進む中、手作りの温かみと職人の技術が生きた信楽焼の器は、これからも多くの人々に愛されることでしょう。
終わりに
これからの時代にぴったりななか工房の製品を手に取り、温かな家庭の幸せを感じてみてはいかがでしょうか。さらに、2025年には『第30回セラミック・アート・マーケット in 陶芸の森』が開催予定なので、美しい陶芸の作品を直接見に行くことをお忘れなく。
所在地:滋賀県甲賀市信楽町長野1368
TEL/FAX: 0748-82-1424
HP:
nakakoubou.com
Instagram:
@nakakoubou2019
メール:
[email protected]
ぜひ一度、手に取ってその魅力に触れてください。