アートとウェルネスが交差する「Wonderfruit 2025」での体験

Wonderfruit 2025と「Microtopia by TeaRoom Art Collective」

2025年12月11日から15日、タイ・パタヤでは、音楽やアート、ライフスタイルをテーマにした大型イベント「Wonderfruit 2025」が開催されます。このイベントにおいて、株式会社TeaRoomが発表する常設展示のインスタレーションアート「Microtopia by TeaRoom Art Collective」が、参加者に新たなウェルネス体験を提供します。

TeaRoomのビジョン

TeaRoomは、茶の湯の精神を基盤にしたウェルネスビジネスを進めており、昨年の「Wonderfruit 2024」への出展を契機に、タイや他のアジア諸国における活動を加速しています。特に、茶室の設計や日本文化を表現する空間作りについて、多くの評価を得てきました。2014年には、アメリカ・マイアミで開催された国際アートフェア「SCOPE MIAMI BEACH 2024」にも参加し、そこで声を上げた作品「“Ichinen” ーーThe Life Force at Every Moment」は、多くの反響を呼びました。

Microtopiaとは

「Microtopia by TeaRoom Art Collective」は、デザインとアイデンティティが融合した特別な空間です。「日本」と「タイ」、茶の静けさと活気、そして音の静寂が調和するこの場所は、ただの展示ではなく、相互の信頼と共感を育むためのサンクチュアリとなっています。ここでは、茶をシェアする行為を通じて、物事を分けるのではなく、むしろ共に深めることが求められます。

空間デザインと展望

インスタレーションのデザインは、rivvon inc.によるもので、施工はWonderfruitが手がけています。また、アートピースには藍染の技術を駆使したWatanabe’sの作品も採用されており、視覚的な楽しみも提供します。茶室の運営は、Wonderfruitのオーナーによって継続される予定です。

ポッドキャストでの思想展開

「Wonderfruit」を運営する団体とのコラボレーションも進行中であり、ポッドキャスト『The Pineapple Eyes』では、TeaRoom Art Collectiveが目指す思想についてのインタビューが配信されています。このエピソード「The Generosity of a tea ceremony」は、茶道を通じた他者への思いやりをテーマにしています。