杉本敦男氏が語る！住まいとブランドの新しい価値創造

10月9日、銀座のGINZA SIX内で、株式会社東京中央建物が主催するセミナー『LIFE with BRAND』の第一弾が開催されます。これは、リクルート社の主催する『SUUMO AWARD』で3年連続の接客満足度賞を受賞した企業による、社会貢献活動の一環です。

セミナーの背景

東京中央建物は、今後のビジネスの要はブランドの魂にあると考え、SDGs目標4『質の高い教育をみんなに』の実現を目指して、この学びのプラットフォームを開始しました。本シリーズは2030年に向けた長期的な計画として、毎年行われる予定です。また、利益が発生した場合は教育関連団体へ寄付し、社会的意義のある活動に取り組みます。

未来のブランディングを考える

このセミナーの第一回目の登壇者としてお迎えするのは、元デロンギ社長の杉本敦男氏です。杉本氏は、家電メーカーのデロンギを日本市場で成功に導いた立役者であり、その経験と専門知識を基にした『日本流ブランディング』の真髄をお話いただきます。彼の戦略は、単に製品を販売するのではなく、消費者自身のストーリーの一部となるような価値を提供することを大切にしています。

ブランド戦略としての実践

杉本氏は、商品が『高慢』ではなく『高価』であるべきだと強調しています。消費者に『なぜこの商品を選びたいと思うのか』を明確に伝えるブランドストーリーの重要性を説き、これからの時代に必要な経営思考を示します。物価の高騰や給与の停滞が背景にある今、企業は顧客に選ばれるための確固たる理由を持つことが求められています。

三田社長の教え

共に登壇するのは、東京中央建物の三田正明代表取締役社長です。彼は『温故革新』という概念を大切にし、伝統的価値を守りつつ、革新を取り入れる経営を実践しています。三田社長は、企業が持続的に成長するためには『意味』と『物語』が不可欠であるとの信念を持っています。

イベントプログラム

このセミナーでは、杉本氏の基調講演をきっかけに、三田社長による『住まいに“意味”を灯す』というサブトピック、新しい体験を共創するための対談も行われます。
1. 18:00-18:50 基調講演
杉本敦男氏『高いけど欲しいを生む - 日本流ブランディングが再定義したデロンギ』
2. 19:00-19:30 企業事例セミナー
三田正明『住まいに“意味”を灯す - 空間が語る暮らしと価値の物語』
3. 19:40-20:00 特別対談
杉本敦男氏×三田正明『ブランド経営と暮らしの共創』

セミナーは、地域社会やビジネスパーソンに対して新たな視点を提供する場となることを目指しています。これからの経済環境の中で、ブランディングの重要性を再認識し、次世代に向けたプロダクト開発やサービス提供の在り方を考えるいい機会です。

ぜひ参加して、杉本氏と三田社長から貴重な知見を得て、皆様のビジネスやライフスタイルに活かしてみてください。