異色のラブストーリー『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』
恋愛感情が存在しない特異な世界を舞台にした、島崎遥香主演のドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』が遂にTVerで配信を開始しました。本作の舞台は、人々が「レンアイ」を経験しない社会。関係性を持つことは自由で、束縛や嫉妬もなく、実際の愛情を持つことが少数派という状況に、主人公・乙葉は生きています。彼女は、自分が「レンアイ」と呼ばれるグループの一員であることに気づき、恋愛がない世界で自分の感情と向き合うことになります。
原作と脚本陣の意義
本作は、21年に恋愛ウェブメディアAMで連載され、話題を呼んだ同名のコミックが原作です。著者・ヤチナツが描く独自の世界観は、多くの視聴者の共感を呼び、待望のドラマ化を果たしました。その脚本を担うのは、新鋭の小説家である児玉雨子。児玉は同世代のヤチナツの作品を基に、「人を好きになるとはどういうことか?」を考察し、視聴者に問いかける新しいラブストーリーを作り上げました。
物語の鍵を握る出演者たち
主人公の乙葉役を演じるのは、元AKB48の島崎遥香。彼女は、恋愛感情を持つが故に周囲からの理解を得られず、葛藤する乙葉を力強く演じます。一方、乙葉に寄り添う「レンアイ」の青年・ハレ役にはISSEIがキャスティングされ、感情を押し隠して生きる彼の姿にも注目です。また、Coi-Caféの店主であり、乙葉たちをサポートする紘香を福田沙紀が演じ、恋愛での過去を抱える常連・ナギ役に渋谷謙人が名を連ねています。加えて、普通の恋愛ができる青年・太一には中山優馬が挑みます。
第2話の予告と新たな展開
最新の第2話では、乙葉は恋愛感情を持たない太一と一夜を共にし、彼に対する想いをより一層強めていきます。しかし、太一は「レンアイ」ではないため、彼女の想いは一方通行であり、苦悩が続くことに。周囲の意見を無視して恋にのめり込む乙葉と、そんな彼女を見守るナギの視点が物語の深さを増しています。果たして乙葉の幸せは続くのか、今後の展開に注目です。
エンディング主題歌に宿る思い
また、毎話変わるエンディング主題歌も本作の魅力の一つ。第2話のEDは、Caityの「違う世界に生まれた僕ら」で、叶えたくても叶わない恋の切なさを歌っています。この楽曲の歌詞は、乙葉と太一の関係にも際立って恐怖をもたらす真実とリンクし、より物語を引き立てています。
このドラマを通じて、私たちが日常的に抱える恋愛の定義や意味について一緒に考え、心の奥底にある感情に触れ合うことができるでしょう。そして今年、ぜひ目が離せないドラマの一つとして注目してください!
放送は毎週木曜日深夜0時58分から。詳細や最新情報は公式サイトやSNSをチェックして、自分自身の「レンアイ」を探す旅に出ましょう!
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