ヴァン クリーフ&アーペルが贈る新作「フラワーレース」とは
ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)が新たに発表したコレクション「フラワーレース」は、生命力に満ちた自然の美しさを色濃く表現した珠玉のジュエリーです。この新しいコレクションでは、メゾンの持つ豊かな創造性と技術力が融合し、かつてない輝きを放っています。
自然からインスパイアされた美
「フラワーレース」は、メゾンの庭園の生命力を描いており、花の優美さを余すところなく表現しています。今回のコレクションでは、イエローゴールドとダイヤモンドのコントラストが、まるで生命を宿した花そのものを思わせる表現となっています。このブランドが重視する自然のエッセンスは、ジュエリー全体に流れる美しさを創り出しています。
花びらは陽光を浴びたように輝き、全体を包み込む優雅なラインは、リボンの動きを連想させるデザインに仕上げられています。こうしたディテールに加え、フラワーレースのナンバリングには、クリップペンダント、ラージモデルリング、ミディアムモデルなど、さまざまなスタイルが含まれています。
メゾンのこだわりと技術
この新コレクションには、リング、アントレ レ ドア リング、イヤリング、ペンダント、クリップペンダントの5アイテムがラインアップされています。特にクリップペンダントは、変形する可能性を秘めたデザインで、ジュエリーに対するメゾンの独自なこだわりを示しています。この作品を手掛ける職人たちは、高い技術を駆使し、ロストワックス鋳造法という伝統的な手法を使っています。まず、ワックスを用いてモチーフを彫刻し、その後焼成されて鋳型が作られます。このプロセスを経て、溶かした金属を流し込み、見事な金属パーツが完成します。
さらに、ダイヤモンドや宝石職人が手がける加工は、精密かつ細やかです。ダイヤモンドはDEFカラー、IF~VVSのクラリティ基準を徹底して選定され、さらにセッティング技術により、各作品の輝きを最大限に引き出します。特に、アントレ レ ドア リングは、テタテットの花のモチーフが美しく配置され、ダイヤモンドとの対話が生まれます。
メゾンのスタイルを反映したデザイン
「フラワーレース」コレクションは、ヴァン クリーフ&アーペルの象徴である2つの美学を伝えています。一つは、1930年代後半のシルエットクリップに根ざしたスタイルです。これは従来の花の表現を超え、アールデコのエッセンスを取り入れています。ゴールドで縁取られた花の中には、貴石の煌めきが添えられています。
この新しいコレクションは、自然とクチュールのテーマを見事に融合し、2007年に発表されたハイジュエリーコレクションとも共鳴しています。自然の美を反映したこのコレクションは、見る者を魅了すること間違いありません。メゾンの上品な創作精神と高技術が相まった「フラワーレース」、あなたもその美しい世界に触れてみてはいかがでしょうか。