地域の味を全国へ
2026-03-05 11:37:45

猛暑から生まれた新ブランド『蜜玉』、地域の味を全国へ発信する挑戦

『蜜玉』が切り開く新たな挑戦



千葉県袖ケ浦市でフルーツトマトを栽培する川村とまと園が、この夏の猛暑に対抗すべく新たに立ち上げた加工品ブランド『蜜玉』。代表の川村修夢さんによると、「出荷できないなら形を変える」という考えからスタートしたこのブランドは、農家としての誇りを形にする重要な一歩です。

売上半減の現実



2023年の夏、猛烈な暑さが続き、川村とまと園も例外ではありませんでした。トマトの収穫量が減少し、その結果、売上は前年比で約50%もダウンしてしまいました。これまで培ってきた「納得できる味」を提供することが難しくなったと川村さんは語ります。しかし、ここから新たな挑戦が始まります。

加工品への道



「出荷できないなら終わりだ」という考え方よりも、より前向きな解決策を模索。この思考が、フルーツトマトの加工品製造への挑戦を促しました。『蜜玉』プロジェクトの核心は、完熟したトマトの価値を再定義すること。選び抜かれた規格外のトマトから作ったケチャップは、地域の消費者に支持され、対面販売のみで累計約1,000個も売上げました。この成功を皮切りに、さらなる商品展開へとつながります。

ブランドの再構築



川村さんの妻、靖恵さんと共に、ブランドの構造を見直しました。顧客からのフィードバックを受け、「私たちの手を離れても選ばれる商品」を目指すため、商品のパッケージや名称を一新。『蜜玉シリーズ』として再構築し、単なるデザイン変更ではなく、農家ブランドの新たな定義を目指しました。

『蜜玉』に込めた想い



ブランド名『蜜玉』は、最高ランクのフルーツトマトに由来しています。糖度や風味が優れたトマトの魅力を最大限に引き出し、砂糖ではなく「トマトそのもの」の甘さを主役に持ってきました。生産から加工まで自社で行うことで、質の高い製品を提供することを可能にしました。

商品ラインナップ



  • - 蜜玉60果:フルーツトマト約60個使用した濃厚なケチャップ
  • - 蜜玉とろりソース:フルーツトマトを使ったジャム
  • - 蜜玉とまと塩:トマトをベースとした調味塩

これらの製品は、2026年3月5日より販売開始し、川村とまと園の直販やECサイトでも購入可能になります。全国の道の駅にて出店予定もあり、さらなる販路拡大を狙っています。

農家からのメッセージ



川村修夢さんは、「出荷できないトマトでも、味がある限り、その価値は変わりません。形を変えてでも、一粒も無駄にしたくないという想いから生まれたのが蜜玉シリーズです」と語ります。彼らの試みが、同じように猛暑や規格外に悩む農家のヒントになればと考えています。全国へ味を届ける新しい挑戦をぜひ、応援してみてください。

まとめ



『蜜玉』は、ただの加工品を超え、農家の誇りと地域の味を全国へ広めるための新しいステップです。消費者となる私たちも、ぜひこの魅力ある商品を手に取ってみたいですね。


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