『バナナのらんとごん』
2025-01-17 09:23:31

絵本『バナナのらんとごん』販売開始!フードロスを考える物語

絵本『バナナのらんとごん』が12月に登場



特定非営利活動法人APLAと地方出版社のらくだ舎出帆室が共同で手掛けた絵本『バナナのらんとごん』が、2024年12月に出版され、2025年1月から一般販売されることが発表されました。この絵本は、フードロスや食の背景について学ぶ素晴らしい機会を提供します。

絵本のコンセプト



『バナナのらんとごん』は、バランゴンバナナという2種類のバナナの姉弟が、最終的に日本で消費されるまでの旅を描いています。この物語を通じて、子供たちが食べ物に込められた背景や、フードロス問題、そしてフェアトレードの重要性を知ることができます。さまざまな仕掛けも施されており、バナナをむく体験も楽しめるインタラクティブな要素も加わっています。

ストーリーの紹介



物語の主人公は、元気な姉・らんと、おっとりした弟・ごん。二人は一緒に収穫され、日本への長い旅に出ることになります。しかし、らんは成長過程で黒い傷を持つことになり、見栄えが異なるために異なる道を歩むことに…。どちらのバナナも消費される運命を持っていますが、らんは果たして救われるのでしょうか?この展開に、子供たちの心も引き込まれることでしょう。

本書の構成



絵本のサイズは25cm×22cm、製本は上製で、全32ページから成ります。価格は税抜きで2,500円、初版は2,000部です。販売はAPLA SHOPやらくだ舎のネットショップで行われます。購入方法は、各オンラインショップのリンクから簡単にアクセスできます。

教育的な資料ページ



本編の後には、学校やワークショップに役立つ4ページの資料ページが含まれています。この資料には、バランゴンバナナに関する解説や、フードロス問題、民衆交易について学ぶための情報が満載です。これにより、教育現場での活用も期待されています。

クラウドファンディングの成功



『バナナのらんとごん』は、「ぽこぽこバナナプロジェクト」の一環として制作されました。このプロジェクトは、APLAが運営する規格外バランゴンバナナの利用を広め、フードロスを削減することを目的としています。昨年8月から9月にかけて実施されたクラウドファンディングでは、332名から266万5千円以上の支援を受け、見事に制作費用を確保しました。

販売とお問い合わせ



絵本を手に入れたい方は、ぜひAPLA SHOPやらくだ舎のネットショップをご利用ください。今後、書店や小売店でも取り扱いを開始し、多くの人にこの絵本が届くことが期待されています。

本書に関するお問い合わせは、らくだ舎出帆室の千葉まで、またプロジェクト全体に関してはAPLAの福島まで連絡することができます。私たちの一歩が、食べ物に対する意識を高め、未来を変えていく手助けとなることを願っています。


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