杉良太郎対策監が千葉市で詐欺防止の戸別訪問を実施

杉対策監が千葉市で詐欺防止活動を実施

2015年5月、千葉市中央区都町で、杉良太郎警察庁特別防犯対策監が地域住民に向けた戸別訪問を行いました。この活動には地元の町内会会長や、千葉県警察の学生ボランティア「ブルー・スターズ」も参加し、詐欺防止を目的とした広報啓発が行われました。

被害認識の重要性

杉対策監は、報道陣に対して詐欺被害の実情について語り、特に国際電話を利用した詐欺の増加について警鐘を鳴らしました。「国際電話番号を利用した詐欺被害は依然として続いており、被害者が受けるダメージは深刻です」と述べ、住民が詐欺の危険性をしっかりと認識することの重要性を強調しました。その上で、国際電話の利用休止を促す戸別訪問が有効な啓発手段であると語りました。

学生ボランティアとの協力

今回の戸別訪問では、地域の学生ボランティアが初めて参加しました。杉対策監は「若い世代が防犯意識を持ち、積極的に活動する姿勢は非常に重要です。また、このような取り組みが全国に広がることを願っています」とコメントしました。このように、若者たちの参加は防犯活動に新しい息吹をもたらしています。

特殊詐欺防止に向けた取り組み

杉対策監が行う「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトは、全国の警察と連携し、特殊詐欺防止のための広報活動を展開しています。その中で、詐欺の手口や防止策について分かりやすく説明し、地域住民の意識向上を図っています。2018年からスタートしたこのプロジェクトは、全国47都道府県に広がりを見せています。