食品業界の新しい標準、FSSC22000取得の背景
株式会社大森屋は、関西作業所(兵庫県西宮市)と広川工場(福岡県八女郡広川町)で、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」を取得したことを発表しました。これにより、さらに高品質で安心安全な製品提供を行う姿勢を強化します。
大森屋の歴史と理念
1927年に設立された大森屋は、創業以来、食の重要性に着目し、消費者目線での高品質な製品作りに力を注いできました。長年にわたり、日本の食文化を尊重し、新たな価値を創造することを企業の基本方針として掲げてきました。この度のFSSC22000取得は、その理念をさらに体現するものです。
FSSC22000とは
FSSC22000は、オランダのFSSC財団が開発した食品安全システム認証です。この制度は、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)によって承認されており、食品業界の安全性を確保する厳格な基準を設けています。ISO22000の要素を強化しつつ、HACCPによる衛生管理手法やISO9001による品質管理手法を統合したこのシステムは、食品事故や毒物混入のリスクを最小化し、高度な食品安全を実現します。
取得の意義
FSSC22000の取得は、大森屋にとって重要なステップです。食品業界では、消費者の信頼を得ることがますます重要になっています。今回の認証取得は、製品の安全性を証明するだけでなく、信頼の獲得にも繋がります。これからも消費者に安心してご利用いただける製品を提供し続けることに全力を尽くします。
認証取得の詳細
- - 関西作業所: 焼海苔の製造 (取得日: 2025年8月6日)
- - 広川工場: 焼海苔・味付海苔の製造 (取得日: 2025年9月12日)
両工場での認証取得は、大森屋の製品が持つ安全・安心の基準を改めて強化するものとなりました。これにより、消費者はより安心して大森屋の商品を手に取ることができるでしょう。
未来への展望
大森屋は、今後も消費者のニーズに応えた製品開発を進めていきます。食品業界の基準をさらに引き上げるべく、社内の品質管理体制を強化し、持続可能な企業運営を目指します。新たに取得したFSSC22000を活用し、消費者の期待に応える製品を提供し続けることが、私たちの使命です。
会社概要
- - 商号: 株式会社 大森屋
- - 代表者: 稲野 達郎
- - 所在地: 大阪府大阪市此花区西九条1-1-60
- - 創業: 1927年4月
- - 設立: 1955年3月
- - 事業内容: 海苔、ふりかけ、お茶漬け、スープ等の製造・販売
- - 資本金: 8億1,434万円
- - URL: www.ohmoriya-inc.co.jp
大森屋の新たな挑戦にご期待ください。