高校生の8割が「ジャニーズ」と呼ぶスタート社のタレントたちの実態とは

2023年10月17日、旧ジャニーズ事務所が「STARTO ENTERTAINMENT」に名称を変更しました。人気男性アイドルグループであるSnow ManやSixTONESが多く所属しているこの新しい事務所が、メディアのスムーズな呼び方として浸透しつつある一方で、実際の若者の声にはまだまだ旧来の名残が残っていることが分かりました。

高校生を対象に行った調査によると、少なくとも80.4%の高校生が「ジャニーズの人」と回答。長年の習慣が影響し、「ジャニーズ」という言葉がすっかり体に染み付いているようです。回答者の中には、「呼び慣れているから」「今さら他の呼び名には違和感を感じる」といった意見が多く寄せられています。例えば、ツイッターを「X」と名乗ることに抵抗を感じる世代と同じく、彼らにとっては「ジャニーズ」が自然だというのです。

また、調査の結果、「新しい会社の名前を知らない」といった声も目立ちました。芸能界のお家騒動は知っていても、実際の新しい名称を知らない高校生も一定数いるようです。「変わった名前を知らない友達も多く、結局ジャニーズと呼んだ方が通じやすい」との意見もあり、旧来のブランドイメージは根強いようです。

次に多かったのが「旧ジャニーズの人」という呼び名で、9.2%の高校生がこちらを選択しています。選んだ理由も、「ジャニーズという言葉に慣れ親しんでいるから」という意見が多数。中には、「今はジャニーズと名乗るのは良くないと思う」といった意識の高いコメントもありました。

「その他」という選択肢でも8.4%が回答しており、元から「ジャニーズ」という名前を使う習慣がないなど、彼らの独自の文化が反映されています。また、特定のグループ名で呼びかけている高校生も見受けられました。

しかし、スタート社を「スタートの人」と呼ぶ高校生はわずか2%しかおらず、その多くが「ジャニーズ」という名前には抵抗を感じ、「旧」とすら言いたくないと訴えています。

このように、「スタート社」という名称が十分に浸透していないことが明らかになりました。推しのアイドルを「スタートの○○くん」と呼ぶ時代が本当に来るのか、興味深い状況です。これからの流れに注目したいところです。

私たちの若者文化がどのように進化していくのか、次の調査結果が待ち遠しいですね。詳しい調査結果は、「放課後NEWS」を是非ご覧ください。新世代のアイドル文化を反映した今後のトレンドを、一緒に見守っていきましょう。