イントロの教科書
2025-11-03 12:43:25

日本一のイントロクイズ王者、初の書籍『イントロの教科書』11月に発売!

日本一のイントロクイズ王者が贈る新しいJ-POP史



2025年11月27日、株式会社ディスクユニオンが誇るDU BOOKSから、イントロクイズの日本一である藤田太郎の初の著書『イントロの教科書』が発売されます。この書籍は、藤田が数多くのヒット曲のイントロを研究し、その中に潜む音楽の魅力をわかりやすく解説したものです。

ヒット曲に隠された「秒数」のヒミツ


本書では、音楽のヒットに求められる「秒数」に焦点を当てています。特に1980年代の曲は、平均してイントロが18秒であったのに対し、現代の楽曲では10秒に短縮されている理由を解明。イントロの長さが、リスナーの心をつかむためにいかに影響を与えるかを新たな視点で説明します。

編曲家の頭の中を覗く


また、編曲家として名高い船山基紀と武部聡志のインタビューを通じて、「Romanticが止まらない」や「卒業」などの名曲がどのように生まれたのか、その背景や制作過程に触れることができます。彼らの哲学に迫り、音楽のひとつひとつの裏にある哲学的な部分を学びましょう。

名曲誕生の瞬間に立ち会える


さらには、「ラブ・ストーリーは突然に」のフレーズが偶然の産物だったというエピソードを解説し、音楽制作の奇跡的な瞬間にも光を当てる内容が盛りだくさんです。このように、本書では音楽の歴史や制作秘話が豊かに織り交ぜられています。

聴き分ける耳を育てる


藤田太郎が直伝する「似ているイントロ」を聴き分ける技術も重要なテーマの一つ。YMOとイモ欽トリオ、B'zとback numberといったアーティストの曲を比較しながら、その秘訣を明らかにし、聴く力を養っていきます。音楽を愛するあなたの解像度が一段とアップすることでしょう。

未来のヒット曲予測


そして、YOASOBIやMrs. GREEN APPLEの音楽構造を元に、「未来のヒット曲」がどう発展していくかを展望します。「0秒イントロ」が人気の理由や、なぜ25秒のイントロも受け入れられているのかを解説。音楽のトレンドに敏感になれるヒントが満載の一冊です。

イントロマエストロ藤田太郎のプロフィール


著者の藤田太郎は大学時代に行われた全国イントロクイズ大会で優勝し、その後も数多くのメディアに出演。テレビ番組やラジオでのパフォーマンスを通じて、イントロクイズの面白さを伝えています。本書でも彼の知識と経験が余すところなく発揮されています。

書誌情報


  • - 書名: イントロの教科書
  • - 副題: ヒットメーカーが織りなす数秒のドラマ――筒美京平からMrs. GREEN APPLEまで
  • - 著者: イントロマエストロ 藤田太郎
  • - 判型: 四六判・並製・352ページ
  • - 定価: 本体2,300円+税
  • - ISBN: 978-4-86647-249-2
  • - 発売予定日: 2025年11月27日
  • - 発行元: DU BOOKS

音楽に対する情熱と知識が詰まった『イントロの教科書』は、音楽好きはもちろん、イントロクイズに興味がある方にもオススメの一冊です。ぜひ、手に取ってみてください。


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