愛知の老舗和菓子店が技術優秀賞を受賞！新作『hoshizora 星空』が登場

愛知の老舗和菓子店が魅せる新たな和菓子の世界

2025年7月、愛知県豊橋市の老舗和菓子店「お亀堂」が新作『hoshizora 星空－starry night－』を発売します。この商品は、2025年の全国菓子大博覧会・北海道「あさひかわ菓子博2025」において、技術優秀賞を受賞した『富士山360』シリーズの一部であり、数量限定での販売となります。

技術の結晶、「富士山360」体験の進化

『富士山360』シリーズは、360度どこから見ても美しい立体和菓子で構成されています。この商品は、一つ一つが手作業で丁寧に作られており、独自の技術を用いることで実現した新しい和菓子体験を提供しています。下から見上げると“逆さ富士”が、横から見ると雄大な富士山が、また真上からは雲海や星空が見えるという3つの異なる角度から楽しむことができます。このように、視覚的な美しさも兼ね備えた和菓子は、美術品さながらの存在感を持っています。

『hoshizora 星空－starry night－』の魅力

この新作『hoshizora 星空』は、和菓子で“星降る夜”を表現した作品です。ミントの爽やかな香りがふわりと広がる錦玉羹と、ガトーショコラのような深い味わいのチョコレート浮島が相まって、豊かな味覚のハーモニーを生み出します。口の中で溶け合うこの2つの素材が、まるで澄んだ夜空を思わせる至福のひとときを演出します。

さらに、幻想的な“紫富士”の周囲には金箔で装飾された満天の星が輝き、見る者を惹きつけます。「うわ、綺麗…」と声が出る美しさが、この和菓子の最大の魅力です。お亀堂が手がけたこの作品は、ただ食べるだけではなく、見る、感じる、そして物語を味わうという新しい体験を提供することに成功しています。

お亀堂の伝統と革新

お亀堂は、70年以上にわたり愛知・三河地方の和菓子文化を牽引してきた存在です。近年は、Z世代へのアプローチや地元農産物を取り入れた新感覚和菓子の開発など、「伝統×革新」をテーマにした取り組みが注目されています。この新作も、代々受け継がれてきた伝統を元に、果敢な挑戦を続ける姿勢が光ります。

お亀堂を訪れれば、ただの和菓子ではなく、ストーリーを感じることができる作品たちと出会えるでしょう。ぜひ、新作『hoshizora 星空』をお楽しみに。