琵琶湖ホテルの秋限定パフェ
滋賀県大津市に位置する琵琶湖ホテルが、2025年の秋に特別なデザートを展開します。10月16日から11月30日までの限定で、百人一首の和歌をテーマにした「からくれなゐ ~karakurenai~」と「白露 ~shiratsuyu~」という2種類のパフェが登場します。これらは、それぞれの和歌に描かれた秋の情景を表現したもので、秋の訪れを感じることができる魅力的なメニューです。
百人一首をテーマにした魅力的なデザート
琵琶湖ホテルの百人一首にインスパイアされたメニューは、2017年から展開されており、おもてなしの精神を大切にしたものとなっています。今年の夏には恋の和歌を表現したかき氷が人気を博したお店で、続いて秋の味覚を取り入れたパフェが販売されます。これらのパフェは、旬のフルーツを使用し、美しい景色をグラスの中に描き出すことで、来店者に特別な体験を提供します。
からくれなゐ ~karakurenai~
このパフェは、在原業平朝臣の和歌「ちはやぶる神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」にインスパイアされています。竜田川の紅葉をモチーフに、りんごとラズベリーを使った鮮やかな赤色が印象的です。真っ赤なりんごのムースが目を引き、食べ進めると、りんごゼリーがラズベリーゼリーに染まり、まるで紅葉が川を彩るかのよう。キャラメルのクリーミーさとハーブの香りが絶妙にマッチし、見た目だけでなく味わいも楽しむことができます。また、りんごの皮をチュイールにし、フードロスの削減にも配慮した工夫がされています。価格は1,800円(ドリンクセットは2,500円)です。
白露 ~shiratsuyu~
もう一つのパフェは、文屋朝康の和歌「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」に基づいて作られています。秋の風に舞う白露を、ぶどうの粒とコンポートで美しく表現したこのデザートは、アールグレイやチョコレートのムースが豊かな味わいを生み出します。ぶどうソースをかけることで、さらに深い秋の風味を楽しめます。また、クッキーのサクサク感と、まるで真珠のようにきらめくぶどうを組み合わせた、繊細でこだわりのある一品です。価格は同様に1,800円(ドリンクセットは2,500円)です。
詳細情報
これらの百人一首パフェは、琵琶湖ホテルの2階にある「カフェ ベルラーゴ」で楽しめます。営業時間は11時から22時まで、ラストオーダーは21時となっています。この特別な季節にふさわしい、美しいパフェを是非ご堪能ください。予約や問い合わせは、077-524-1225までどうぞ。季節ごとに変わるメニューで、新たな味覚との出会いをお楽しみください。
秋の訪れとともに、琵琶湖ホテルの百人一首パフェをぜひ味わってみてください!