Shigeru Kawaiの栄光
2025-08-04 18:06:04

第5回 Shigeru Kawai国際ピアノコンクールの結果と未来の才能たち

第5回 Shigeru Kawai国際ピアノコンクールが盛況のうちに終了



8月2日、東京・渋谷に位置する文化総合センター「さくらホール」で行われた第5回 Shigeru Kawai国際ピアノコンクールが、熱気に包まれながら幕を閉じました。このコンクールは、世界中の若き才能が集まり、ピアノ演奏の技術と音楽への情熱を競い合う場です。

栄えある結果


今年のコンクールでは、スペインからの17歳、ギジェルモ エルナンデス バロカル氏が見事第1位に輝きました。彼には200万円の賞金と、当社が企画するコンサートやリサイタルへの出演機会が贈られます。その他にも、日本の若手ピアニストたちが健闘を見せ、次のような結果が報告されました。
  • - 第2位: 大山 桃暖(19歳、日本)
  • - 第3位: 朴 沙彩(19歳、日本)
  • - 第4位: 山本 悠流(25歳、日本)
  • - 第5位: ラファエル キリチェンコ(29歳、ポルトガル)
  • - 第6位: ピエトロ フレサ(25歳、イタリア)

この大会には、世界22カ国からの324名がエントリーしており、その中から選出された才能たちが白熱した演奏を繰り広げました。

ギジェルモのプロフィールと感謝の声


ギジェルモ氏は、2008年生まれで、若干17歳という若さにも関わらず、既に数多くの国際コンクールでの受賞歴を持っています。2019年にはペルニク国際ピアノコンクールで第1位、審査員賞を受賞し、その後も着実に実績を重ねてきました。

コンクールの感想として「第1位に選ばれた時の感動は言葉では表現しきれません。この素晴らしい機会に感謝している」とコメントを寄せました。また、練習環境やピアノの質も高く、他の参加者と共に過ごした日々を大切に思い出しています。

さらに、彼は「Shigeru Kawai」との信頼関係について語り、高音域の特徴的な音色が特にお気に入りだと述べました。そして、この天候に左右されない安定性も、彼にとっての「旧友」のような存在だと表現しています。

審査委員長の総評


審査委員長である植田克己氏は、多くの若者がこのコンクールに挑戦し、彼らの演奏を直接に聴くことができたことを喜びに感じています。「多くの才能を持つ若者たちが、この場での経験を通じて成長し、未来の音楽シーンを担う存在になっていくことを願っています」と語り、参加者全員の素晴らしい演奏に感謝の意を伝えました。

聴衆賞とライブ配信


特に注目された「聴衆賞」は、ファイナル演奏を観た観客が投票を行い、最も票を得た参加者に贈られる賞です。また、今回のコンクールの模様はYouTubeでライブ配信され、多くの方々がこの素晴らしい演奏を楽しむことができました。アーカイブも視聴可能なので、ぜひご覧ください。

未来への展望


Shigeru Kawai国際ピアノコンクールは、引き続き若き才能の発掘・育成に尽力し、国際交流や音楽文化の振興を目指していきます。次回のコンクールも、新たな才能が世界中から集まり、感動を与えてくれることを期待しています。


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