カリタと中央可鍛工業が手がける新たなコーヒーミル
老舗コーヒー器具メーカーのカリタと金属素形材メーカーの中央可鍛工業がタッグを組み、新しいコーヒーミルを開発したことが話題になっています。このコラボレーションは、日進市主催の「新商品開発等支援事業補助金活用商品展示会」に出展され、多くのコーヒー愛好者や業界関係者から注目を集めています。
コーヒーミルの特長
新たに誕生したコーヒーミルは、革新的なデザインだけでなく、機能性にも優れています。コンパクトなサイズ感と重厚感のある仕上がりが特徴で、家庭用としてはもちろん、カフェなどの業務用としても使用できる一品です。特に、自家焙煎が可能なモデルとしては、コーヒーの香りを最大限に引き出すことができる点が高く評価されています。
2024年10月には、東アジアで最大規模のコーヒーイベント『SCAJ2024』においてカリタのブースでも展示される予定です。新しいコーヒーミルの魅力を、さらなる多くの方に体験してもらう機会となります。
背景にある「にっしんプロジェクト」
このコーヒーミルの開発は、日進市の「コーヒーの街にっしんプロジェクト」の一環です。このプロジェクトは名古屋の豊かな喫茶文化を継承し、日進市をコーヒー文化の中心地にすることを目指しています。そのため、地元の観光や飲食、体験を通じて、日進市の魅力を多くの人に伝えることが重要視されています。
カリタは、このプロジェクトの一環として、中央可鍛工業との共同開発を通じて日進市を盛り上げることを目指しています。今回のコーヒーミルは、その象徴ともいえる商品です。
商品展示会の詳細
展示会は「日進市主催新商品開発等支援事業補助金活用商品展示会」で開催され、試作品としてのコーヒーミルが披露されます。この機会に、ぜひ新しいコーヒーミルをご覧いただき、実際に手に取ってその魅力を体験してください。
また、当日はにっしん観光まちづくり協会によるコーヒーの試飲などもあり、日進市の新しいブランドや商品に出会える貴重な時間を楽しむことができます。
中央可鍛工業株式会社の紹介
中央可鍛工業は、1944年に創立され、以来、自動車や産業用ロボットなど多様な分野において、鋳鉄やアルミの部品を製造・販売しています。
代表者は武山尚生会長と武山豊社長で、資本金は11億6,100万円。名古屋証券取引所に上場しており、主要株主にはトヨタ自動車や三菱UFJ銀行などが名を連ねています。このような確かなバックボーンを持つ企業が、カリタとのコラボレーションを通じて新たな価値を創造しているのです。
これからも、カリタと中央可鍛工業の独自のコーヒーミルの進展に目が離せません。日進市を訪れた際は、ぜひこの新しいコーヒーミルを体験してみてください。