アオキスーパーとJALが手を組み廃食油をリサイクル！空を飛ぶ取り組み

アオキスーパーとJALが開始した新しい廃食油リサイクル計画

近年、環境問題への意識が高まる中、株式会社アオキスーパーと日本航空 (JAL) が共同で、家庭から出る廃食油を航空機の燃料「持続可能な航空燃料 (SAF)」にリサイクルする新たなプロジェクトを発表しました。この取り組みは、地域の環境保全活動を促進し、CO₂の排出を削減することを目指しています。

すてる油で空を飛ぼう®プロジェクト

このプロジェクトは、家庭の廃食油を収集し、再利用することによって、持続可能な社会の実現を目指しています。消費者が使用済みの食用油を手軽にリサイクルできる仕組みを整え、JALがその油をSAFとして再利用するという仕掛けです。これにより、航空機の脱炭素化の一助となることが期待されています。

リサイクルの流れ

家庭で使用済みの食用油をアオキスーパーの店舗で回収し、その後、JALがそれをSAFの原材料として加工します。この取り組みは特に地域に根ざした活動として注目され、各地の自治体や市長もセレモニーに参加し、地域全体を巻き込む形でのリサイクル推進が行われています。

スタートアップイベント

theプロジェクトの始動に際し、店舗で行ったイベントでは、先着100名のお客様にJALのオリジナルUCOボトルがプレゼントされました。このイベントは、地域の人々にプロジェクトを身近に感じてもらうための機会でもありました。顧客からは「廃食油が再利用されることを知り驚いた」という声や「環境活動への参加ができて嬉しい」という意見が多く寄せられています。

行政との連携

また、プロジェクトの開始にあたり、各自治体の首長（市長や副市長など）が参加したセレモニーも開催されました。これにより、地域を挙げてリサイクル活動が促進され、「廃食油のリサイクルは自分たちにもできる」という意識が高まりました。訪れた市長たちは、それぞれの地域で環境課題に対する取組を進めようと力強いメッセージを発信しています。